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鳳凰の婚姻 なつかれ巫女の育てかた 彩本和希
2015年12月06日 (日) 18:49 | 編集

鳳凰の婚姻 なつかれ巫女の育てかた (コバルト文庫)
2015/9/1
彩本 和希 (著),


鳳凰の婚姻 
なつかれ巫女の育てかた 

彩本和希

翡翠村のはずれに、一人で暮らしている藍珠。気持ちをうまく言葉にできない内気な性格だが、動物にはいたく懐かれ、時には意思が通じることも。ある日、見慣れぬ鳥が藍珠の家の屋根にとまったことで、国を守護する「鳳凰君」という名の巫女に選ばれてしまった!強引に連れていかれた都で巫女としての最初の仕事は、「5人の花婿候補から1人を選ぶこと」という驚くべき事実を聞かされて…!?
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ほのぼの系。
幼馴染の隼との再会に嬉しい半面、「鳳凰君」という巫女に選ばれ、皇子の中から”比翼の契約”をする婿を探せと言われて…
個性的な皇子たちに囲まれながらも、気持ちは隼へ…。というトキメキ中華もの。
後半は、二人の間にできたブサイクな鳥を育てるために四苦八苦するのだが、できちゃった婚的な嬉し恥ずかしでムズムズする痒さが大変可愛らしいお話。
なかなか楽しかった。

あらすじ
「お慶び申し上げます。あなたは鳳凰神女の巫女に選ばれました。五鳳の雛を神界より呼び出し、いずれ鳳凰君となるべきお方。あなたはこの国の守護する凰巫とおなりです」
そのまま、うやうやしく拝礼され、藍珠は一瞬気が遠くなった。
鳳凰君といえば、むかし隼に語り聞かせてもらった、神々に等しい力を持つ人ではないか。

藍珠の髪はふわふわとしてまとまりがなく、幼馴染の隼からは”トリの巣”と呼ばれていた。
隼が村にやってきたのは藍珠が5つの時だった。祖父から仲良くしてくれと言われ、夜に一人で泣く隼に、衾をかぶせ二人で”巣穴”にこもった。隼とは七年前に父親が見つかったと別れてしまったけれど、その隼から「鳳凰君」の話を聞いたことがある。
その巫女に突然選ばれ当惑し、悪口にいたたまれない思いをしていると、ある男が追い払ってくれた。
男は無造作に歩を詰めてくる。
不躾なほどじっとこちらを見据える目に既視感をおぼえ、藍珠は眉をよせた。

「ひさしぶりだな、藍珠」

         どちら様?」


冒頭の経緯。五鳳の雛を神界より呼び出すために、皇子の中から夫を選び、二人で愛と信頼関係を育み、雛を育てなければならなくなった藍珠だが、皇子は個性的な人ばかり。
戸惑う藍珠を守るべく、隼が側にいてくれるのは嬉しい。
動物と心を通わせる力のある藍珠は、皇子たちの相談にものり、それなりにお互いを理解しはじめた。そんなある日、藍珠は何者かに狙われ、隼は彼女を守るべく、連れ出すが…

いかがわしいことは何もないのに、二人の間で生まれた雛を前に、婿決定な雰囲気が痒すぎる。
後半の、雛を育てるために二人で一生懸命イチャイチャする辺りも、微笑ましくて笑えた。
まったりした話だが、乙女ノベルらしい痒さが気に入った。

まったくの余談だが、表紙絵の犬の存在感がヒーローを超えているのはいかがなものかと…w
犬は小話的な脇役なのに、リアルな瞳がつぶら過ぎるッ!

彩本 和希 読了一覧

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