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ママがほしいの アンドリア エドワーズ
2015年12月12日 (土) 16:03 | 編集

ママがほしいの (ハーレクイン文庫)
ママがほしいの (シルエット・スペシャル・エディション)
1994/12
アンドリア エドワーズ (著),

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ママがほしいの 

アンドリア エドワーズ

たった四日間の報酬が五百ドル。メリーはその話に飛びついた。ウェートレスの給料だけで大学の授業料を払うのは苦しいもの。仕事の依頼主は店の常連で、ピーターという男だった。感謝祭の休みの間だけ、仮のガールフレンドになってほしいという。インディアナの田舎町に住む母親が、妻を亡くした息子を案じ、次々持ち込む再婚話を撃退するのが目的らしい。(N558)
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copyright 1993
The Magic of Christmas

クリスマスにぴったりのハートフルな作品。
学費のために高給な話にとびついたけれど、思いの他、彼も彼の家族も好きになってしまったメリー。メリーは本当は子供に近づきたくなたった。なぜなら、若いあやまちとともに生き別れることになった息子への想いが、溢れ出そうになるから。
そんな重い過去を背負って今を頑張る、明るく優しいヒロインがとても好感。
ヒーローのピーターは、最後まで煮え切らないのでヘタレ感があるが、息子のショーンが可愛い!
ささかやだけれど、とてもむずかしいお願いごと。
クリスマスの奇跡が素敵なアメリカンロマンス。

あらすじ
妻が亡くなってからピーターはシカゴで仕事をし、息子は250キロ離れたメントンで彼の母とともに暮らしている。
結局あの子にはそれがいちばんいいのだ。
やもめとなったピーターを案じて、次々に女性を紹介しようとする母との電話で、ふと、デートをする気がないことを説明するより、それらしい相手がいると思わせたほうが得策かもしれないと思いついた。
だが、母さんの早合点から、家へ連れていくにせのガールフレンドを見つけなければならなくなってしまった。

メリーには、家族が七面鳥のご馳走を囲んで記念写真をとったという記憶がない。むしろ感謝祭はメリーにとって迷惑でしかない。レストランが休みになってしまうからだ。
メリーは古い新聞の切り抜きに目をやった。もしもわたしがひとかどの人間になれたら、これを大切にとっておいた甲斐があるというものだ。ジェイソン・バイロン・オコンネルは利口な坊や。わたしもいつかあの子にふさわしい人間になってみせるわ。

このウエイトレスは、ピーターが名前を覚えている数少ない女性の一人で、名はメリーといった。
ピーターは首の後ろをさすった。急に頭がぼうっとなった。

「お客さま、何にいたしましょう?」

「女性だ。そう、女性が一人入用なんだ」


冒頭の経緯。おかしなことを口走ってしまったピーターだが、事情を説明し、高給を提示すると、メリーは乗り気に。
しかし、育ちも良く名門大学出の彼と、メリーとはあまりに育ちが違いすぎる。
温かく彼の家族に迎えられたが、彼の息子の存在に戸惑い、婚約寸前だと聞かされる。彼の母親は、ピーターと亡き妻との関係までメリーに話だし、ピーターの存在も大きくなって、手に負えそうにない。ピーターのような男性は、必ずメリーのような娘が身を持ち崩す原因となるのだ。

町のシンボルの巨大な卵を産んだ大きな雌鳥について、まことしやかに話すメリー。ショーンのママの代わりに、ツリーに語りかけ、クリスマスの魔法を信じるヒロインに対し、ピーターは、巨大な雌鳥がいるわけがないと、魔法は信じないという男。
生真面目な彼が最後にメリーを理解して口説く姿は、くすっと笑える。ラストのコミカルな奇跡の数々は、アメリカっぽいよなぁ〜としみじみ。
息子のがんばりが嬉しいロマ。

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