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忘れられた花嫁 ミシェル リード
2015年12月13日 (日) 16:02 | 編集



忘れられた花嫁 (ハーレクイン・セレクト)
忘れられた花嫁 (ハーレクイン・ロマンス)
2010/4/5
ミシェル リード

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忘れられた花嫁 

ミシェル リード

キャシーが経理を担当する会社が大富豪に買収されることになり、その就任パーティで新オーナーを見て、彼女は気を失いそうになった。六年前、情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、そのまま私の前から姿を消してしまったサンドロ!ひどい仕打ちを受けた私は、その後妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼ることなく一人で双子を産んで、懸命に育ててきた。妊娠がわかったときに一度だけ電話をしたけれど、拒絶されたあの絶望感は今でも昨日のことのように覚えている。呆然とする彼女の前に立ったサンドロは、驚くような言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるかな?」。(R2483)
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copyright 2009
Marchese's forgotten bride

記憶喪失のヒーローと、彼に捨てられたことを憎むヒロインなのだが、記憶喪失の彼は、何かを感じるたびに倒れるという病弱設定。怒れないじゃないのょ。ばかん。
罪悪感と、不確かな記憶の狭間で苦しむヒーローの姿が萌な、情熱ロマ。

あらすじ
こんな華やかな場に出るのは何年ぶりかしら?
ところが、パーティーに現れた新オーナーを見て、キャシーの心臓が震えながら止まった。
何があろうと、あの人を見間違うはずがない。
赤いドレスの秘書が彼に寄り添っている。お似合いのカップルだ。キャシーが知っているサンドロ・ロッシより、アレッサンドロ・マルケーゼのほうがどれだけ彼にふさわしいことか。
彼の男っぽい顔は、悔しいことに六年前とほとんど変わっていない。……ふざけないで!偽名を使わなくてはならないとは、よほどの悪党なのね。それとも、6年前に名乗った名前のほうが偽名なのかしら?
目をそむけられ、残酷な拒絶を目の当たりにしてキャシーはわなわなと震えた。あの人にはまだ私を傷つける力があるのだ。

 ”君のことなど知らない。知りたくもない。
 この番号には二度と電話をかけないでくれ…”

「彼女は誰だろう?」
ぼくはあの女性を知っている。たしかにどこかで合ったことがある。
電話の相手は誰だろう?恋人か?それとも夫?そんなことを想像しただけで、どうして胸がこんなに苦しくなるのだろう?

挨拶をしながらサンドロがテーブルを回ってきた。
くるべきときが来た。
紹介を受け、彼の手を握った。腕から背中にかけて懐かしい感触が走り、心臓がとまりそうになった。
サンドロも同じ衝撃を受けたのか、握手した手に必要以上の力を込めた。
キャシーが双子の母親であると紹介されると、サンドロの口からうめき声がもれ、次の瞬間、彼がキャシーに倒れこんできた  


冒頭の経緯。「僕を知っているんだな!」と問い詰める彼だが、「ろくでなしなら知っている」とキャシーは敵意をむき出しにする。騙され、捨てられたことに憤る彼女は、彼の記憶喪失の話も作り話だと信じられない。
しかし、憎しみをぶつけるように喧嘩になりそうになると、具合の悪くなる彼を相手に、拒絶しきれず、情熱の火花をちらしながらお互いを模索する展開。

捨てられたやりきれなさも、曖昧な記憶にもがく彼も、二人とも不憫。結婚を考えはじめても、次々と打ちのめされる二人の関係は、とても苦い。なんので、ラスト数ページで急に仲直りしたのだがどうにも納得がいかないのがちょっともったいない。

ミシェル リード 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧

アマゾンの評価は、コミックも混じっている。小説のがもう少し面白いと思う。
忘れられた花嫁 (ハーレクインコミックス・キララ)


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