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墓掘り王と身代わり寵妃 葵木あんね
2015年12月14日 (月) 17:19 | 編集

墓掘り王と身代わり寵妃 (ルルル文庫)
2015/6/26
葵木 あんね (著)

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墓掘り王と身代わりの寵妃 

葵木あんね

芝居小屋の娘、瑶蘭は、弟の学費を稼ぐため貴族の娘の身代わりを引き受ける。ところがそれは、悪名高い王の妃の替え玉だった!すぐに王から見抜かれたものの、密偵になる条件で見逃される。王と共に過ごすうち、その不器用な優しさに惹かれていく瑶蘭。一方、王もまた瑶蘭に対し今まで知らなかった感情を抱く。そんな中、王宮に巣くう邪教の魔の手が瑶蘭にのびて…!?元気娘と不器用王のチャイナラブコメ!
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二人の掛け合いが可愛らしく、P126あたりのほっぺむぎゅーなシーンは、気に入っている。
でも後半、もうちょっと胸キュンがあるかと思ったのだが、そうでもなかったな。
楽しかったし安定のルルル痒さなのだが、王道な話なだけに作者の他の作品よりちょっぴり物足りない。

あらすじ
「だんまりでやり過ごせると思っているのか、偽妃」
王から船遊びを誘われ、甘い囁きから一転、団扇を握った手を払いのけられ、顎先をつかまれた。
事の発端は二月前、瑶蘭は芝居小屋の座長からさらに給料を下げられ、弟への学費に困っていたとき、お嬢様の身代わりをすれば二十貫稼げるという話をもちかけられたのだ。
(お嬢様って……墓掘り王の貴妃だったんだわ!)
知っていたらこんな仕事は引き受けなかった。
誰もが墓掘り王は酷薄だという。彼は生まれてこの方、人間らしい情を抱いたことがなく、すべてのものに冷淡で、気に入らないものは生きたまま墓に埋めると。
彼は、瑶蘭の素性も知っていた。大切な弟の名前を出され、あまりにも軽率だったと心配と不安で考えがまとまらない。
自分の素性を白状した瑶蘭は、王に慈悲を求めた。

「弟を救うためなら何でもするか?」

「ならば俺の犬になれ」


冒頭の経緯。瑶蘭は、弟の安全と、さらに高額の報酬(肉饂飩で四千杯分!)で王様の犬として女官姿で宮廷内の情報を集めることに。探るのは六慈教の教祖、影天師の行方。六慈教は最近盛んになった宗派だが、民衆を扇動し税収を脅かす。だれも姿をみたことがないという影天師は、宮中にいると考えており…

というわけで、うろうろする瑶蘭が、病弱な王の弟と出会ったり、王と一緒に調べに行ったりという、中盤はほんわか。
だが、人に心をゆるすことのない王は瑶蘭の口を封じることすら考えていただけに、次第に彼女に惹かれていくことを自覚して苦しむという展開。
後半は、犬であり偽物であることで、瑶蘭は思い悩み、事件に巻き込まれる。
その辺りの切なくなりそうな展開は予測できるだけに、どんなふうに胸キュンさせてくれるのかとワクワクしたが、もうちょっと追い詰めて欲しかったかな。丼4杯は、極太麺な神経だとちょっと思った。

私としては、ヒロインなら稲庭系の細麺な神経が好きだ。ごめん、どうでもいい感想。

はるおかりの=葵木 あんね 読了一覧

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