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砦の魔女 ある日、素敵な薬草畑を見つけまして こる
2015年12月17日 (木) 12:45 | 編集

砦の魔女 ある日、素敵な薬草畑を見つけまして (一迅社文庫アイリス)
2015/7/18
こる (著)

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砦の魔女
ある日、素敵な薬草畑を見つけまして 

こる

ある日見つけた張り紙に、半人前魔女スカーナは飛び付いた。なぜなら、魔力の宿る土地に建つその砦には、薬の原料となる薬草が生えているから!薬作りをするために、絶対に砦に行きたい。男しか入れないなら男装して掃除人になってやる!とやる気満々で向かったけれど…。砦の小隊長ラジェットにさっそくバレてしまって!?能天気魔女とおせっかいな強面小隊長のラブコメディ!!
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最近のネット小説に慣れたローティーンにも読みやすい作品を一迅社アイリス文庫ではNEOとして分けて出版するようになったのだが(そんなわけでNEOは読んでいないのだ)、こちらはその前の時期に発売された(どちらかというとNEO雰囲気の)作品なので、文章に手応えを求める読者には受けが悪いタイプのお話ではあるが、背中が痒くて案外楽しめた。
一人称の”わたし”視点からのざっくりした文章なので、ローティーンには読みやすい。ヒーローの視点はないので、透けて見える男心を妄想して転がってくれたまえ。
半人前の魔女スカーナが、一人前の魔女になるために必要な契約の相手「虚白の者」を探すために旅立ち、薬草欲しさに男装して仕事を始めるというお話だが、危機感もなにもまったくない(薬草と魔法への興味以外)かなりのマイペースヒロインなので、物語全体がまったりしている。
まったりヒロインと、過保護な溺愛ヒーローとの関係をムフムフ楽しむぶんにはちょうどいいお話。
カラーピンナップ付き。

あらすじ
魔女そして魔法使いは、魔力に影響をうけない『虚白の者』のなかに『契約者』を求める。契約できるまで半人前。
母から追い出されるように旅立ち、友人のミーニャに拾われ一緒に暮らし、今は『特殊砦』で得られる魔力と、そこに生えているであろう薬草が目当てで、行き倒れている。
朦朧とした意識の中で自分の行動をちょっとだけ反省する。
だって砦まで一本道だって聞いたんだよぅ、それなら早く出てもいいかなって……集合場所には置き手紙置いてきたし、大丈夫だって思うじゃない。

「おい! こんなところで行き倒れてんじゃねぇぞ」

赤毛のラジェット小隊長に拾われ、世話をされ、翌朝面接を受けて採用された。(拾われてから馬に乗せられ、爆睡し、朝ごはんを食べるなどの細かな経緯は割愛)
ラジェット小隊長に元気いっぱいに報告する。話があると言った彼は、ぐしゃっと自分の髪の毛を掻き混ぜた。

  お前、女だろう?」

な、ななななな………っ!
「な、なんの、事でしょう?」


冒頭の経緯。川で獰猛な魔魚を捕獲する砦で掃除人として働きながら、薬草さがし。離れた場所にある小屋を見つけ、元の持ち主が薬草を作っていたことを発見し、薬草作りに没頭!
そんなスカーナを魔法使いのハサイ副長に目をかけられ、魔法使いの見習いとして勉強を始める。
お休みの日は町へ帰る。酒場で働くす時の名前はスー。
ところが、ラジェット小隊長が酒場に現れた!

とまぁ、まったりした砦での日常を描くのだ。
ラジェット小隊長の過保護が悪化していく過程は楽しい。隊長、副隊長とも楽しいキャラ。スカーナは砦の皆様に愛されております。
唐突に魔獣が現れ暴走したのは何故なのか…、理由を読み落としたのだろうか?それにしたって、草むしりは結構だが、もう少し散らかった設定をなんとか…
ヒロイン的には、まったく恋愛を自覚しておらず、ジェット隊長的不憫でちょっと笑えるラストで終わるので、続刊があるのは嬉しい。

一迅社文庫アイリス 読了一覧


2015/12/19
砦の魔女2 ある日、恋の嵐が吹き荒れまして (一迅社文庫アイリス)


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