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レイデ夫妻のなれそめ 山咲黒
2015年12月26日 (土) 14:29 | 編集

レイデ夫妻のなれそめ (ビーズログ文庫)
2015/6/15
山咲 黒 (著),

---楽天---




レイデ夫妻のなれそめ 

山咲黒

『完璧な夫婦』と評判のレイデ伯爵夫妻。妻リナは愛らしい淑女、夫ザイラスは優しい紳士だ。だが、リナは夫に秘密がある。その秘密のために訪れた下町で、リナは夫を見かけた。なぜこんなところに彼が?夫を追うリナは路地裏で物盗りに遭い―「てめぇ、俺の女に気安く触るんじゃねえ」リナを助けたのは、普段とは別人の粗暴で口の悪い夫!彼は一体、何者なの!?
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ねこかぶりが淑女として当たり前だと考えるようになったリナは、ワクワクするような冒険を諦めて生きてきた。
周囲からは理想の夫婦と呼ばれるレイデ伯爵夫妻。
その妻リナは、ある日夫の別の一面を知り  

自分の冒険心をさらけ出してもいいのだと、何にでも楽しそうに興味を示すヒロインのリナが可愛い。
恐怖心を知らないだけに、かなりたちが悪いボケキャラだが、愛嬌があって笑える。
謎も多く残るので、”なれそめ”までの1巻といった雰囲気で、ラストの対決に物足りなさはあるが、続刊があるなら読みたい。
ラストに夫視点のSSあり

あらすじ
ザイラス=レイデは本当に非の打ちどころがない男だ。たまに先ほどのように、心配が過ぎるのではないか、と思われるような発言をするのだが、それ以外では完璧な紳士である。だからこそ、彼に対しても自分の本性をさらけ出すことはできなかった。家族以外は誰も知らない、この心の内を。
夫人達のお茶会での噂話を聞いてからずっとこう思っていたからだ。

(魔物憑き男爵? 魔物憑き男爵ですって?
 ああ、なんて面白そうな響きなの! ぞくぞくするわ!)
■□■
由緒あるエンブリー公爵家の末娘として生まれたリナレーアは、家族に愛されて育った。生来の冒険好きからお転婆に育ったが、家族に倣い楚々とした令嬢の仮面を被ってみせることができた。
そんなある日、お茶会で魔物憑き男爵の噂を耳にし、いてもたってもいられず、リナはある人物を訪ねた。
もちろん、貴族の女性が足を踏み入れるような場所ではない区画だ。
大衆ゴシップ紙『レック新聞』の記者兼編集者・キリク。
キリクとはあることが切っ掛けで知り合い、二人で架空の冒険家『フェラン・ギルド』を作り出し、彼女の冒険をコラムとして連載することにしたのだ。
そのキリクから話を聞いた帰り、夫が妖艶な美女と連れ立っているのを見かけた。さらに、物盗りに襲われたリナだが、その夫に助けられ……。

「その汚ねぇ手を俺の女から離せ」


冒頭の経緯。今までの紳士な夫からは想像もできない別人のような態度に、彼が何者なのかドキドキが止まらなくなったリナは、興味深々で夫に詰め寄る。
夫の別の面を見たことに興奮さめやらぬ翌日、夫を訪ねてきたモーム男爵が訪ねてきた。まさに魔物憑き男爵と関わりがあると噂される人物!
彼が連れていた妖艶な美女といい、夫のことがますます気になる…

後半、リナはコラムの記事から謎の組織に狙われる。夫の生い立ちやら、職業などが明らかになりつつ、夫に今更ながら惚れてしまった乙女心という展開。
謎の組織との対決は、軽く流してしまうので、若干もの足りなさはあるが、シスコンな兄の横槍と、悶える夫婦関係は楽しかった。
夫の粗野な言葉使いが、わたくしの好みに会うかどうかは別の話だが、ラストのSSの独占欲むき出しの獣っぷりが、魔物より質が悪いと、突っ込みつつ笑えた。

ただ、既にしっかり夫婦なので、本性むき出しのザイラスは激アマだがピュアさが足りな…
 
山崎黒 読了一覧

B's LOG文庫 読了一覧

二巻になっても、なれそめなのか?




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