本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
さよならを告げぬ理由 ベティ ニールズ
2015年11月27日 (金) 16:05 | 編集

さよならを告げぬ理由 ハーレクイン・イマージュ[Kindle版]
ベティ ニールズ (著),

---楽天---




さよならを告げぬ理由 

ベティ ニールズ

個人の患者に付き添う派遣看護師として働くイゾベルは、壮大な屋敷で、緊張しながら雇い主を待っていた。現れたドクター・トーマス・ウィンターはハンサムだったが、イゾベルをひと目見て顔をしかめ、若すぎて不適格だと決めつけた。トーマスとともにストックホルムを経てポーランドへ渡り、彼が幼いころ世話になった養育係を引き取りに行くのだが、脚が悪く気むずかしい老婦人を、彼女には扱えないと言うのだ。イゾベルはくじけそうな心を奮い立たせ、大丈夫です、と請け合った。このときは想像もしなかった。まさかトーマスに恋をするなんて。そして、美貌の婚約者がいる彼は、決して振り向いてくれないことも。(I2241)
--------------------
copyright 1983
Never say goodbye

トーマスに雇われたイゾベルは、ポーランドへ彼の養育係を迎えに行くことになったが、もともと採用に難色を示していた彼の態度は冷たく…

現在のポーランドは、治安も悪くなく観光も増えており、世界大戦でドイツ軍によって壊滅された町並みを細かく再生したことなどをTVでもとりあげられるなど、日本人が目にする機会も多くりました。しかし、この物語が書かれた83年ごろは、まだ東西の冷戦時代。ポーランドは東側諸国と呼ばれていたのです。
そんな時代背景を念頭にいれておくと、トーマスがイゾベルに対し厳しい態度をとり、守ると言ってくれた意味を理解しやすくなると…たぶん。
遠回りな恋愛の中で、ラスト1ページまで接点が少なくて、気が遠くなりそうな地味ロマですが、厳格だけれど優しさのある彼に惚れてしまった切ない乙女心が良いのです。

あらすじ
25歳のイゾベルに父はなく、看護師として働きながら母と弟を養っている。紹介所から来たイゾベルに雇用主であるトーマス・ウィンターは難色を示しながらも彼女を雇うこに承諾した。
脚の不自由な元ナニーの老夫人エセルは、結婚後ポーランドに移住したが夫も亡くなり、帰国に付き添う看護師が必要だと言う。
二人は、ストックホルムの彼の友人宅を経由してポーランド入りした。
しかし、エセルの夫は反体制派だったらしく、エセルの出国に関して当局からの監視が厳しいらしい。

イゾベルは散歩に行こうとすると、ドクター・ウィンターに止められた。外出禁止令が出ていたらしい。
彼は迎えに行くまで部屋にいるようにとイゾベルに命じた。

「約束しないか」
断固とした口ぶりに、イゾベルは不安を覚えた。
「イギリスに戻るまで、君のことは僕が責任をもって守るから」


冒頭の経緯。観光ではエセルにやさしい彼に感動するが、イゾベルに接する態度には思いやりのかけらも感じられない。
それでも、彼の尽力でポーランドを無事出国できた。
雇用関係も終わるころ、彼の屋敷で婚約者の女性を知ることになった。雇用最後の朝、彼はさよならも言わずに出て行くところだった。「もう一度君に会うつもりはなかったよ、イゾベル」

その後も、薄幸なヒロイン。母が脳梗塞で倒れ、彼女も倒れる寸前。そんな中、手を差し伸べてくれる後半の展開へ。
美人とはいえないイゾベルは、彼の美貌の婚約者を前に叶うわけもない恋を隠そうと、彼からの琥珀のペンダントも決して見せないのです。
ポーランドから来たナニーも泣いてるし、全体的にとても薄幸
遠回りに、手を差し伸べてくれますが、とにかくラスト1ページまで遠い…
そして告白。突然すぎだってばッ!

https://ja.wikipedia.org/wiki/ポーランドの観光地

ベティ ニールズ 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧



関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク