本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
恋する公主と危険な子守り武官 市瀬まゆ
2016年01月05日 (火) 00:28 | 編集

恋する公主と危険な子守り武官 (ルルル文庫)
2015/7/24
市瀬 まゆ (著)


恋する公主と危険な子守り武官 

市瀬まゆ

運命の出会いを夢見る公主・シリンに、突然、会ったこともない遠い国の王子・那珀との縁談が!せめて結婚生活がうまくいくようにと、シリンは幼なじみ兼お付き武官の天彰を伴い縁結びの神にお参りする。するとそこに星君と名乗る謎の男が現れ、運命の相手は別にいると、天彰を指さした。さらに突然天彰の様子が一変、シリンに甘い口説き文句を囁き始め…!?運命の赤い縄で結ばれたはずの二人の恋の行方は!?中華ラブコメディ!
-------------------

注;マックでシリンの名前が文字バケするので、カタカナで申し訳ない
天然無垢な公主が、過保護な武官に守られちゃってイチャイチャというそれ以上でもそれ以下でもないラブコメだが、それなりに楽しかった。
ヒロインが天然すぎるので、共感は難しい。もう少し応援したくなるとことや、共感したくなるようなヒロインだったらよかったのだが、天彰よりも他の相手にふらふらとする様はあまり嬉しくない。まぁ、その辺りのヒロインの成長を温かく見守れたら、楽しめると思う。

あらすじ
「王子と、運命的な恋に落ちることができると思う?」
「ええ。それはもう、すとーん! と」
お付きの女官・文玉の数々の恋の”お宝”話に憧れているシリンに、会ったこともないキリ国の第三王子・那珀との縁談が。
幼いころからのお付きの武官・天彰はシリンをいまだに”かわいい”としか言わないけれど、とにかく心配性。
天彰がシリンに対して異常に過保護で、心配性なのは理由があった。
  あれはシリンが9歳の時。
庶民に扮して、皇城の外へ遊びに行ったがあった。そのとき、人ごみに流され、物盗りに頭を殴られるという事件が起きていたのだ。

「ほら、そんな底の薄い絹沓で歩いては足が痛くなりますから、遠慮せずに」

天彰が両腕を広げて催促してくる。抱き上げられたシリンは天彰の肩に流れ落ちるつややかな黒髪に、右頬をくっつけて体を預ける。


冒頭の経緯。お付きを拝命して、世話を焼くこと早十二年。今では『子守り武官』と渾名されている天彰は、シリンへの想いを隠してきた。だが、二人が荒れ果てた廟を見つけ、神仙・星君と出会った。
シリンと運命の糸で結ばれているのは、王子ではなく天彰だという星君に対し、王子との縁談を前にしているだけに、シリンは胸がバクバクで、天彰は焦りまくり。
シリンに幸せな結婚をしてほしいと願う天彰に、星君は廟を再建させることを条件に、”娘に幸せな結婚をさせる”と約束するが……

時折、天彰の中に星君が入り込んで、シリンに迫って甘い口説きが入り、お互いに意識し始めた矢先、腹黒第三王子・那珀が現れ、人を疑うことを知らないシリンに手練手管で迫ろうとするというお話。
皇帝が決めた結婚だからとあれだけ躊躇していたのに、ラストはもうちょっとないのかよと突っ込みたくなるが、まぁ、これはこれで単純でハッピーだ。
ヒロインに感情移入しにくいので、乙女の切なさが足りないと思わなくもないが、シリンに惚れすぎな天彰はいい感じに楽しい男だった。

ルルル文庫 読了一覧



関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク