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六花爵と螺子の帝国2 すべては恋のせいですので。 糸森環
2016年01月06日 (水) 12:47 | 編集

六花爵と螺子の帝国2 すべては恋のせいですので。 (一迅社文庫アイリス)
2015/11/20
糸森 環 (著),

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六花爵と螺子の帝国2 
すべては恋のせいですので。

糸森環

貴族の青年ジーンと身体が入れ替わる体質になってしまった元奴隷の少女アオ。それまでの生活から一転、特権階級である“花族”の養女アレクシアとして魔導学院でジーンと片時も離れず過ごすことに…。そんな中、他校との交流のある野外授業が行われることになり、アレクシアは脱引きこもりを果たしたジーンと参加することになって―!?全寮制の学院を舞台に、少女と無自覚天然青年貴族が織りなす逆転学院ラブ第二弾!
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入れ替わりで、不埒な誤解にじたばたするアオや、無垢すぎる”肉体好き”なジーンのボケが可愛らしくクスっと笑ってしまう楽しいお話ですが、アオの立場が厳しい身分差の中で苦労してきただけに、ぐっとくるものもあり、気に入っているシリーズになりました。
野外活動をメインに展開の今回は、ジーンに婚約者!?
というわけで波乱の野外活動の末に、アオが仲間として受け入れられ、アオの恋と力が目覚める楽しい巻です。
1巻ほど重くはありません。学園モノらしい展開で楽しかった。
途中話のつながりに?となる部分があるので、ラストに推理モノっぽく人物の動きの裏話が明かされることを念頭にいれておくと読みやすいと思う。
折込カラーピンナップ付き。裏は無地(表紙絵)

あらすじ
7歳のとき、アオの平和な日々は脆くも崩れ去った。悲劇の原因を作ったのは、自分の声だ。
アオの歌声が奴隷商人を引きつけた。だから普段は声音を変えている。
隙間に揺れる、か弱い蝋燭の炎を見つめるうち、ふと思い出す。
人魚姫の話は母から聞いたのではない。
当時知り合った詩人に教えてもらったのだ。

変な夢を見た。
自分が人魚になって、人間の王子様に恋をするという内容だ。
けれど王子は結局、美しい人間の娘と結ばれてしまう
とても悲しかった。彼は、どんなに手を伸ばしても届かない太陽のようだ。
アオは   アレクシアは泣きながら目を覚ました。周囲を見回し、恋しい王子の姿を探す。
ここはどこだろう?海底ではなく、がらくたの山のなか?
夢とうつつの狭間で、問いかけてくる王子に声もだせず返事もできない。

「もしかして、目が覚めて私の姿が見えなかったから驚いたのか」

彼は思いついたように言うと、小さく笑った。抑揚はないが、やわらかな声音だった。
「お前を置いて消えはしないぞ」
「……本当ですか?」
やっと声が出た。

「当然だ。だって、その肉体は私のものじゃないか」

肉体、という怪しいひと言のおかげか、瞬時に理性が舞い戻ってくる。
銀の粉を振りまいたように美しいこの青年は、肉体好きな王子様  ジーンだ。


冒頭の経緯。銀爵ジーンと、魂が入れ替わるようになってしまったアレクシアだが、様々な条件などなどで、離れると命に関わるために、隷民アオから六花族の一人・レンズ先生の養女となり学園で生活することに。
過去に精霊を暴走させ災害を引き起こした恐怖から、学園の外に出ることのできない引きこもりジーンは、野外活動があることで、外へ出る不安からアオと手錠で繋がって散歩へ出てみたけれど…!?

散歩先で、現在ロキアスと婚約中ながら、ジーンと過去に婚約していたという女性が登場。後半は山で精霊の化石鯨を見る野外活動と、その女性が絡んでの展開。
ロキアスとジーンの友情なども絡み、微妙な三角関係になってきました。
六花爵だけではなく、学園の仲間までが結束したことで、不安定だったアオの立場が安定しました。ついでにアオは恋も自覚!一生懸命気持ちを否定しようとする姿が可愛いい!
ロキアスとアオとのの距離の近さに、ジーンは独占欲むき出しでかなり混乱しており、大変楽しい。
挿絵の絵師が気に入っているのだが、今回も大満足。p88のレンズ先生ってば、あの顔と「不貞行為を目撃された夫の気分」にうけたw
p208のジーンも眼鏡とったら、色っぽくて悶死しそうだわ!アオの歌も良かったけれど、皆の結束を誓ったシーンも好きよ!
とはいえ、入れ替わりといい、精霊王に関してといい、物語としての肝心な部分は保留なので、今後の展開に期待。

糸森 環 読了一覧

一迅社文庫アイリス 読了一覧




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