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お見合いはご遠慮します 佐槻奏多
2016年01月08日 (金) 14:39 | 編集

お見合いはご遠慮します (一迅社文庫アイリス)
2015/11/20
佐槻 奏多 (著)

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お見合いはご遠慮します 

佐槻奏多

仕えている少年王子が大好きすぎる女官サリカ。彼女は、わけあって日ごろから結婚をしないと公言していたのに、急に女官長から執拗にお見合いを勧められてしまう。きっぱりと断っても、女官長は止まらない!無理やり出会いの場を作られ、サリカは窮地に立たされてしまった!!そのとき颯爽と現れ救ってくれたのは王の騎士ラーシュだったのだが…。この男、なぜかサリカの命令に無意識に従ってしまうようで!?
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お見合いを押しつけられそうになった”結婚したくない”ヒロインのサリカは、王の騎士ラーシュに助けられることに。
サリカには、人の心を覗き操るという特殊な能力があり、なぜかラーシュは彼女の命令に服従してしまうという能力が。
それぞれに秘密を抱える二人は、少年王子と陛下によって、協力関係になったものの…

「小説家になろう」で掲載されていた作品の文庫化です。
加筆修正&番外編SS”キスの後遺症”を加えたもの。
どの程度修正されたのか、ヴェブ版を読んでいないのでレポートできなくて申し訳ない。
少年王子が大好きなヒロインの設定や、ロープでの縛りのカラーピンナップから、キワモノかと思ったが、そうでもない。
ショタものらしさを全面に押しているわけではないので、嫌悪感なく読める。
ただ、この巻では出会いと二人の関係の絆ができるまで。
2巻目で、彼らのバックが明らかになり、陰謀ととともにスッキリ解決する。2巻セットでサクッと楽しめるお話だった。
折込みカラーピンナップ付き。

あらすじ
女官長からお見合いを勧められているサリカは、独身主義者がやり手婆から逃れるための方法が記された母からの手紙に感心しながら、検討を後回しにし、職場へ出勤することにした。
サリカは言葉を発することのできないエルデリック王子のために呼ばれた特別な女官だ。なぜならサリカ達一族は、人の心を操る特殊能力を持っていた。そのため、話せない相手の心の声も聞き取れるのだ。
最近、着替えを手伝わせてくれなくなった王子に寂しい思いとしていると、女官長の部屋への呼び出しが。
ところが、そこにいるのは、女官長がお見合い相手にと選んだロアルドだった。
能力のことを知らないロアルドが、サリカを嫁にもらう利点はない。では何が原因か……?
抱きしめられ、切羽詰まったサリカは、心の中で『だれか助けて!』と絶叫した。
突然、部屋の扉が開かれた。
まさか本当に助けが来た!?と思いながら振り返ったサリカは、そこにいた意外な人物の姿に目を瞬いた。

「ラーシュ、様……?」


冒頭の経緯。その後も襲われたサリカが助けを求めると唐突に現れ助けてくれたラーシュから、賢者の一族なのかと問い詰められる。王を交え行われた話し合いで、サリカの能力によってラーシュは服従してしまうということを聞かされた。
ラーシュはその服従してしまう能力ゆえに国で利用された暗い過去を持ち、それを防ぐために王が預かっている人物なのだと説明される。
王は、狙われるサリカのために、ラーシュを護衛にすることを提案し、エルデリック王子も見合いを回避するために、ラーシュとの関係を後押ししているということにしたのだが…

というわけで、恋人らしく偽装する二人なのだが、いい感じに距離が縮まるという楽しいお話。
サリカの父親は変態だし、見合い回避のために嘘をつくたびに、サリカの変態度は増していくし、そんな彼女を微妙な目で見るラーシュの”ねぎししょうこ”絵師による楽しい挿絵がまた楽しい。
窮地を彼女の命令ひとつで人間離れした速攻で駆けつけてくれる騎士は素敵。
続刊が楽しみ。
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2巻目も良かった。
満足。
お見合いはご遠慮します  2 佐槻奏多


一迅社文庫アイリス 読了一覧


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