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若すぎた結婚 ミシェル・リード
2016年01月10日 (日) 15:11 | 編集

若すぎた結婚 ハーレクイン・ロマンス
ミシェル・リード 2012/9

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若すぎた結婚 

ミシェル・リード

レクシーはその事故のテレビ映像に衝撃を受けた。高速のボートレースで先頭の船が宙に舞った。別居中の夫のボートだ!フランコ。彼には2週間前、離婚手続きの書類を送ったばかりだった。彼の父親に重傷の息子を見舞ってくれと懇願され、レクシーはすぐさまイタリアの病院へと向かった。フランコは医療機器につながれながらも彼女との話し合いを望んでいた。結婚が破綻したのは彼のせいなのに、どうして今さら?誰が最初にものにするか賭けをして、わたし近づいてきておきながら。携帯電話に送られてきた、仲間と笑う彼の写真は今でもおぼえている。そして親友の妹とベッドに入っている、肌もあらわなもう1枚の写真も。(R2776)
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The man who risked it all

若い二人が、周囲の嘘に翻弄され、すれ違ってしまったという夫婦関係の修復ロマ。
一生懸命なフランコが素敵。
ほろ苦いならがらも、情熱的で良いロマです。
作者はこの作品を最後に、現在は執筆活動を休止中のようです。とっても残念。

あらすじ
フランコは無意識に親友のマルコを見た。マルコも波を見ている。その目には、心臓をわしずかみにされるような荒涼とした絶望が浮かんでいた。
マルコはさっと前を向いて言った。「ソノ・スアチェンテ、イル・ミオ・アミーコ」
フランコがその意味を理解しようとするあいだに、エンジンはうなりをあげ、ボートは恐るべきスピードで飛び出した。今は一直線に進むだけだ。
海のF1と呼ばれるにしても、速すぎる。直感がそう告げていた。マルコは”すまない、友よ”と言った。ここまで猛スピードで突っ走るのは……。
■□■
”ぼくは不死身だ、死んでなんかいない……”
フランコが耳元でささやいたような気がして、レクシーは目をあけた。
青緑色の瞳がショックで曇る。レクシーはフランコの元へ駆けつけた。彼の父親サルバトーレから当然のように面会を命じられ、引き止めるブルースを振りきって…。

「もっと近くにおいで、レクシー。けっして噛みついたりはしないから」


冒頭の経緯。満身創痍の彼を目の前にショックを受けるが、よりを戻すつもりはない。三年間音沙汰もなく、2週間前、離婚手続きの書類を送ったばかりだった。
「あんなに愛し合っていたのにぼくたちは……」
19歳の娘は一族ののけものだった。彼の父サルバトーレは自分に代わり息子の面倒を見て欲しいことを伝え、フランコが真剣にやりなおしたいと考えていると言うが、罪悪感がそうさせるのだろうと思った。

というわけで、ケガをしながらも関係を修復しようとする彼との攻防の中で、諍いの原因となった親友マルコや、レクシーの友人と彼が寝ていた写真のメールについてなどの謎が明らかになる展開。
そんなに重症なのに、やる気まんまんで、うごくなよぉ!おいおい!と突っ込みたくなる。ケガとかされてたら、喧嘩できないわ。ちょっとずるいわ。というわけで、パワーバランスの妙技が楽しい展開。

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