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子爵の理想の花嫁選び アニー バロウズ
2016年01月18日 (月) 16:27 | 編集

子爵の理想の花嫁選び (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)
2015/8/28
アニー バロウズ (著),

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子爵の理想の花嫁選び 

アニー バロウズ

両親を相次いで亡くした、天涯孤独なメアリーは、遠縁の家に身を寄せ、肩身の狭い日々を送っている。そんなある夜、出席した舞踏会で出会ったのは、目の覚めるような美貌の子爵-ハヴロック卿。彼から性急に求婚され、メアリーは大きなとまどいを覚えた。なぜ、こんな高貴で優雅な人が、わたしのような娘を花嫁に選ぶの?あまりにも奇妙な申し出を拒絶すると、ハヴロック卿は打ち明けた。離れて暮らす異母妹を引き取るため、大至急結婚したいのだ、と。メアリーは妹を思うハヴロック卿の気持ちに心を打たれ、結婚を承諾した。実は彼の花嫁選びの条件が、とんでもなく屈辱的なものとは知らぬまま。(PHS118)
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copyright 2014
Lord Havelock's list

ハーレクイン推し作家のアニー作品。
(ノーチェックだったので、漁ってみたい)
展開は王道だが、テンポのいい掛け合いのリージェンシーロマ。
表紙の貴婦人は妖艶だが、ホットなシーンに力を入れている話ではない。
ヒーローが率直で愚直なので、鬼ロマというほどの展開でもない。でも、エンタメ度が高く、全体的に楽しいお話だった。
孤独なメアリーが子爵の思惑を知ってなお、寛容に夫婦関係を築こうとする姿が良かった。
後半は、そのメアリーが早々に逃げ出してしまって、ちょっと残念かな。
とはいえ、リストの応酬は笑えた。
関連作は短編の「子爵の贈り物
クリスマス・ストーリー2013 四つの愛の物語に掲載

あらすじ 1814年
ハヴロック卿グレゴリー・デュラントは、友人チェプストウに力を貸して欲しいと頼んだ。
「結婚しなきゃならないんだ」
結婚と聞いて早々に逃げ出そうとする友人は、アシェデン伯爵(アッシュ)と上流階級の出ではないがモーガンという男を巻き込み、彼らはハヴロックが花嫁に求めるリストを作り初めた。
”まったくの低能はだめ””二十日鼠””親を亡くしている””慎み深い””正直””美人である必要はなし”
モーガンは心当たりのある娘たちが集う舞踏会にハヴロックを連れて行くことで同意した。
「わが友ハヴロックの花嫁に乾杯」
■□■
天涯孤独なメアリーは、遠縁の親戚に身を寄せ、親切な伯母と気のいい姉妹の好意に恩を感じながらも、自立を考えていた。
舞踏会で姉妹が今夜最大の獲物とみなしているお金持ちのモーガンから、連れの男性を紹介された。
次の瞬間、子爵が笑いかけてきた。まるで……
そう、もちろんそんなはずはないけれど、まるで探し求めていたものを発見したかのように。
ダンスに誘われたが、伯母が姪は喪に服していることを告げ、ダンズを辞退した。
「本当ですか?」
子爵の口調を聞いて、メアリーは思わず顔を上げた。この人はなんだか……。いいえ、きっと気のせいね。


冒頭の経緯。メアリーは、ハヴロック卿が自分に興味を示したことに舞い上がりながらも納得がいかなかった。そこで、そのことを質問すると、彼は率直に結婚しなければならない理由を話しはじめた。
長い間親戚の間をたらい回しにされてきた義妹を引き取りたいと。自身も身を寄せる場所のない居心地の悪さを知っているメアリーは快く結婚を承諾した。
そのうえ、リストの存在を知り打ちひしがれるが彼を問い詰めることはせず、結婚を前向きにとらえ夫婦関係を築きはじめ…

彼が妹を引き取りたいと願う領地へ向かったものの、クリスマス前で人気はなく、二人は自分たちでできることをして温めあう。しかし、その親密な時間は、妹の到着で終わりをつげる…という展開。
妹が出てきてから、もう少し妹と絡むのかと思っただけに、肩透かしな部分もありだが、彼の気遣いが全部裏目に出ていて笑えた。
愚直なハヴロック卿は面白い男だし、メアリーの伯母や姉妹達もいい人で、温かいお話だった。
読んで損な気持ちにはならないと思う。


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