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罠に落ちた花嫁 リー ウィルキンソン
2016年01月19日 (火) 12:14 | 編集



罠に落ちた花嫁 (ハーレクイン・ロマンス(R1568))
罠に落ちた花嫁 (ハーレクイン文庫)
2000/3
リー ウィルキンソン (著)


罠に落ちた花嫁 

リー ウィルキンソン

母を亡くしたリサは両親の離婚で生き別れた兄のマークを頼り、三歳のときに渡英して以来、十七年ぶりでアメリカの土を踏んだ。リサはケネディ空港で兄を待ったが、彼女の前に現われたのは、兄の会社を傘下に収めた若手実業家ソーン・ランダーズだった。マークが海外出張している間、ソーンがリサの面倒をみるという。ほかにあてもなく、彼女はソーンの言葉に従うしかなかった。リサはソーンの案内で初夏のニューヨークを満喫し、冷徹さとやさしさの同居するソーンにぐいぐい惹かれていく。そして会って三日目、思いがけないプロポーズを受けたリサは、ソーンの性急さに不審を抱くが、愛を貫いて結婚に踏み切った。だが、リサはハネムーン先の小島で恐ろしい事実を知る。彼が私と結婚したのは、復讐の道具に使うため…。(R1568)
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copyright 1996
Ruthless!

鬼ロマです。
今の人には受けが悪いが、ハーレの鬼ロマ好きなら楽しめる作品。
このヒーロー&ヒロインの特徴としては、”妹を捨て死に追いやったヒロインの兄への復讐”という名目で結婚した事実を晒しながらも、それはそれで仲良く…という、どこまでも優しく誘惑してくるヒーローを拒絶できず案外楽しんでいるヒロインという構図があります。
そこはもっと喧嘩して欲しいと、思わなくもない。
そして、ラストの妹の悪辣ぶりを見抜けなかったヒーローが、哀れというか愚かというか…重度のシスコン以外の何者でもないことを露呈してしまい打ちひしがれている姿は、読者的にかなりトホホな男ではある。orz
それをふくめて寛容になれるヒロイン&読者なら楽しめる。

あらすじ
リサは生き別れの兄の少年時代の数枚の写真を手に、ケネディ国際空港のロビーを見回した。
髪の黒い細面の男性がリサの目にとまった。
兄かしら? でも、兄の髪はもっと明るかったはず…
リサを兄の代わりに迎えに来たという男は、ソーントン・ランダーズと名のった。
友人からはソーンと呼ばれていると。

「敵にはどう呼ばれているの?」
  ルースレス
「冷酷なやつ」

冒頭の経緯。仕事で国外へ言った兄マークに頼まれたと言うソーンの言葉に従い、彼のアパートに滞在することに。
そして、ソーンのキスに戸惑い、ニューヨークを案内してくれる彼に惹かれ始め、リサは彼のプロポーズを受け入れた。
だが、兄が海外から戻るまで結婚式を待って欲しいという彼女の言葉をよそに、ソーンは結婚式を早める。
性急な式の後、ハネムーン先の無人島で明かされたのは、兄への復讐の道具に使われたという事実だった…

後半は、彼に利用されていると知りながらも、彼に惹かれる自分と戦いつつ、負け戦的な展開。男性視点がないので、彼が何を考えているのかは、妄想してくれたまえ。
兄の潔白を証明しながらも、彼を赦し戻るヒロインは、寛容なとても良い子だった。
アタクシはこの手の話は大好物だ。
一気にさくっと楽しめた。

海外ロマンス 読了一覧



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