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花嫁は絶体絶命 ルイーズ アレン
2016年01月21日 (木) 22:46 | 編集

花嫁は絶体絶命 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)
2015/11/27 初版2009.6
ルイーズ アレン (著)

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花嫁は絶体絶命 

ルイーズ アレン

キャサリンの弟は無類の博打好きだった。借金に借金を重ね、家を無断で売り払い、とうとう姉の名で金を借りた。二週間以内に五千ポンドを返せなければ、私は投獄される。途方に暮れるキャサリンは、弁護士から思いもよらない助言を受けた。“死刑囚と結婚すれば借金は帳消しになる"-その法律を逆手にとって、死刑囚と形だけの結婚をすればいいという。年寄り貴族の愛人になるくらいなら、そのほうがましかもしれない。彼女は同意し、監獄で髭ぼうぼうのむさ苦しい男と対面した。ブラック・ジャック・スタンドン。追いはぎの首領だ。けれど、手枷を外された男が髭を剃って身なりを整えると、そこには優雅な物腰の目をみはるような美男子が現れた。(HS366)
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copyright 2005
The marriage debt

自堕落な弟のせいで債権者に投獄される寸前のキャサリンは、弟の友人弁護士から法の抜け穴として、結婚し死刑囚に借金をなすりつけて投獄を逃れるという案を提示された。恐怖に震えるキャサリンに残された道はなく…

冒頭からガクガクブルブルの大胆な物語が展開します。後半は無難なヒストリカルになってしまっているが、冒頭の印象が強いだけに面白かった。

あらすじ
その昔、父におまえは縛り首になるために生まれてきたようなものだと言われたことがあった。そのとき、男はそんなことがあるはずがないと笑った。
だが今、父の言葉が正しかったことが証明されたのだ。八日後、男は絞首刑に処せられることになっていた。けちな泥棒ではなく、ロンドンで最も恐れられている監獄見物人の醍醐味として。
■□■
キャサリン・カニンガムは吐き気を覚えた。弟は家を売ったばかりか、キャサリン名義で借金までしていたのだ。
債務者監獄に行くのはキャサリンだ。24年間弟をかばい続けてきた。両親が亡くなり、生活が困窮するなかでできるだけのことをしてきた。あまりに身勝手だわ。
結婚以外に逃れる方法がないという。ニューゲート監獄に私の夫を見つけに行ったですって?

キャサリンは部屋の中央に立っている鎖につながれた囚人に目を向けた。囚人は背が高く、がっしりしていて、髪と目は黒かった。肌が青白く、彼女はなぜか彼に同情した。
彼の手は汚れ、手首には手枷がこすれてできた傷痕があった。

「ミスター・スタントン」彼女の脚は震えていた。
「なんでしょう、ミス・カニンガム?」

キャサリンは驚いてまじまじと男を見つめた。彼は紳士だわ!紳士が追いはぎになることもあると聞いたけれど、この弾性もそうなのかしら?


冒頭の経緯。結婚は完全なものとすることと聞かされ、怒りに震える彼女だったが、一夜をともにし、本名ニコラス・リゲート(ニック)が無実の罪で処刑される寸前だということを信じ、キャサリンは彼を助けるべく本物の盗賊を捜しだすことに決めたが…
はたして、キャサリンは間に合うのか…

というわけで、前半は怒涛の展開。後半は彼が元の身分を取り戻し、じれったい膠着状態に陥ります。
最初の度胸はどこへやら、身分にそぐわない地位を手に入れてしまったことで、怖気づくキャサリンが可愛らしかった。
ニックしっかり!まったくやれやれだな。

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