本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
婚礼の夜に エリザベス ロールズ
2015年12月27日 (日) 20:46 | 編集

婚礼の夜に (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)2006/6
エリザベス ロールズ (著)

---楽天---




婚礼の夜に 

エリザベス ロールズ

「ああいう娘をロンドンに連れてきては…」。ティルダの耳に飛びこんできたのは自分への中傷だった。いったい誰がそんなことを?振り向いたティルダは目を疑った。たった今、楽しげに踊ったばかりの紳士だったからだ。それから七年。ある屋敷の車寄せに付添人として従妹に付き添う彼女の姿があった。従妹に求婚した公爵からハウスパーティーに招かれたのだ。現れた公爵を見たとたん、ティルダの顔から血の気が失せた。忘れもしない、あのときの紳士だ!彼女は微笑を口元に貼りつけたまま丁重に挨拶した。(HS256)
--------------------
copyright
The unruly chaperon

伯父と伯母の言いなりになっていた小娘の苦い過去と決別し、夫の遺産を手にし気合で女としての貫禄をつけたヒロインが魅力的。でも、ヒーローの過去の言葉にこだわってしまう態度が未だに小娘然としていて可愛らしい。
ダーリンはちょっと頭が硬いお馬鹿な所があるが、それはそれで良い人。
ドタバタした雰囲気の楽しいヒストリカルロマ。

あらすじ
社交デビュー2年目の従妹アメリア(ミリー)のために付き添うのは姪として当然の義務だ言う伯父夫婦に、威厳さと冷静さをどうにか保ちながら渡り合った。
ティルダを思うままに扱おうとする伯父に7年前、社交デビューもそこそこに妻を亡くした年上のウィンター子爵との結婚を強制されたのだ。幸い、ウィンター子爵ジョナサンは尊敬できる優しい人で、相続財産は相当なものだった。
裕福な未亡人は、ミリーのシャペロンには向いていない。
しかも、ミリーが狙っているのはセント・オーモンド公爵クリスピン・マルヴァーン(クリス)。
その名前はティルダの胸を焦がした。七年も経つのに、その名を聞くと、侮辱された痛みや怒り、プライドを傷つけられてかき乱された気持ちがよみがえった。
その名は彼女の心を奪い、虜にした。
ああ、いまいましい!今は裕福で、少しは魅力的な未亡人レディ・ウィンターなのよ!不格好でひどく引っ込み思案な、社交界デビューしたばかりの小娘とは違うの。なのに、なぜ子供っぽい夢物語の思い出が今もこんなにわたしを苦しめるの?


冒頭の経緯。公爵家の親族のパーティーに呼ばれたアメリアの付き添いとして、ティルダは娘・アンシアとともに、公爵家に滞在することに。
クリスは、アメリアにプロポーズするつもりだったにも関わらず、ひと目でティルダに欲望を感じた。その上、ティルダから18歳のアメリアは36歳の公爵を恐れていて夫や恋人として見られないと指摘されてしまう。
クリスは母の公爵未亡人からティルダの結婚事情や、孤独な生い立ちを知り、謝罪。
だが、夜半ティルダが雷を恐れる娘の世話をしたのを、従弟ガイと関係を持ったと誤解。嫉妬のまま彼女を誘惑してしまう。

というわけで、いろいろと突っ走るお馬鹿な所のあるダーリンです。
毅然と振る舞うティルダに一目置く公爵未亡人の存在もあって、アメリアとガイがいい雰囲気になり、そこでまったく状況をつかめていないクリスが一人迷走するという展開。
とてもいい人だけれど、こんな状況の読めない男が公爵で大丈夫かヨ…と突っ込みたくなるが、そこはご愛嬌。
ラストは伯父夫婦の再登場で、公爵の力量が試されます。
いい男。楽しかった。

海外ロマンス 読了一覧





関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク