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裏切りのダイヤモンド 上・下 ノーラ・ロバーツ
2016年02月01日 (月) 23:19 | 編集


裏切りのダイヤモンド 上 (扶桑社ロマンス)
裏切りのダイヤモンド 下 (扶桑社ロマンス)
2015/11/1
ノーラ・ロバーツ (著)

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裏切りのダイヤモンド 上 

ノーラ・ロバーツ

ひと目惚れ同然で結婚した夫・リチャードが突然、ボート事故に遭い、死亡と認定される。シェルビーに残されたのは、三歳の愛娘と三百万ドルの借金、リチャードの裏切りの数々だった。失意のなか、娘のためにも逆境を乗り越えようと、シェルビーは故郷のランデヴー・リッジに戻ることを決意。家族の温かい愛情に迎えられ、シェルビーは新生活をスタートさせる。が、そんな折、リチャードが被害額三千万ドル相当の宝石強盗の犯人でもあり、別の名前で既に結婚していたことが発覚する…
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copyright 2015
The Liar

夫の死によって、夫の嘘がつきつぎと判明。
そんな中で、娘のためにシェルビーは帰郷を決意。
家族や親友の言葉を聞かず、盲目的に駆け落ちした結婚なだけに、その苦い結末を抱えての帰郷は、やはり苦悩の連続。
それでも、家族に癒され、友人に赦しを乞い、全てを話すのはなかなか大変…
というわけで、かなり裏のある夫の存在にも関わらず、物語全体を見ると、サスペンスは添え物的な要素。ロマのほうも、ノーラファンなら定番の率直で愛すべきリフォーム大工ダーリン。
一昔前のノーラのサスペンスロマンスのようなハラハラドキドキを求めると、かなり微妙です。
ロマンスとしても、サスペンスとしても、かなり物足りない。
ヒロインの自己再生の物語なのだと割りきって、彼女を取り巻く人々との愛と笑いと、癇癪を楽しむものだということで読めば、満足。

あらすじ
結婚して四年、ボート事故で行方不明となった夫リチャードは死亡と認定された。
しかし、夫の死によってシェイルビーは数々の事実を知らされる。
贅沢に暮らしてきた今までの生活はすべてローンだった。
300万ドルの借金を知らされ、ぐずる三歳児をなだめながらシェルビーは懸命に返済計画を立てはじめる。(定番!やることリスト作り)
遺品の衣類を整理していると貸し金庫の鍵が…
貸し金庫には、25万ドルの札束と複数のパスポート、32口径のセミーオートマチック。
このうちのどれが本物なのだろうか?
そもそも本物だったものなんてあるの?
ある夜、業者を装って入ってきた男は、探偵を名のり、盗まれた現金と宝石についてシェルビーに追求をはじめた。

「あなたは4年間もあの男と暮らしていたのに、一度もマザーソンという名を耳にしたことがないと、わたしに信じろというんですか? まったく何も知らないと?」

怒りが膨れ上がって不安をのみこんだ。もううんざり。本当にうんざりだわ。突発的な火事のごとく癇癪が爆発した。


冒頭の経緯。暴力こそなかったものの、無能呼ばわりによって全ての自信を失ってしまったシェルビーは、夫反応を恐れ、家族や親友に背を向けていた。
それだけに、帰郷した矢先に兄や友人に責められることに。
それでも謝罪し、友人達や家族の関係修復に務める。
友人エマの恋人マシューは建設業を営んでいるが、その共同経営者のグリフィン・ロット(グリフ)は、シェルビーに一目惚れし…

一章はまるまる夫の裏切りで奔走。
苦い想い以上に、愛あふれる家族との再開はシェルビーや娘にとって癒やしなのです。自分の間違いに向き合うのは、とても勇気のあること。そんなシェルビーの姿が素敵です。
グリフってば、ホンワカと順調すぎるッ。




裏切りのダイヤモンド 下 (扶桑社ロマンス)
2015/11/1
ノーラ・ロバーツ (著)


裏切りのダイヤモンド

故郷のテネシー州ランデヴー・リッジで家族の支えのもと、新生活を始めたシェルビー。夫リチャードにまつわる新事実が次々と明るみになる中、彼女に恋心を寄せるグリフとの関係も進み、ようやくシェルビーは立ち直ろうとしていた。が、ある日、彼女のコンピューターが何者かにハッキングされていたことが判明する。さらにはリチャードの犯罪仲間の影もちらつき、シェルビーは新たな恐怖に直面することに…。裏切りを乗り越え、事件に立ち向かい、幸せを掴もうとするヒロインの再生の物語!
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copyright 2015
The Liar

友人の勧めで、金曜は歌を歌い、平日は祖母のスパで働くことでようやく暮らしの目処が立ったシェルビーだが、グリフとの交際の進展の早さに自分でもついていけずにいる。
そんなとき、グリフが彼女の代わりに傷つく事件が。
さらに別件で、グリフのノートパソコンが何者かにデータをハッキングされ、シェルビーのデータも盗まれた形跡が…

下巻になって、グリフが命を狙われ事故を起こすのだが、本筋に絡むのかと思いきやそうでもなく、シェルビーにライバル心を燃やしてきた元同級生の嫉妬に巻き込まれてのドタバタ。
その話は必要か?と、何度か突っ込みたくなるが、その辺りのヨモヤマ話な雰囲気が楽しいということにしておこう。
夫の過去を知る人物が現れ期待感が増すも、あっけない幕切れで手がかりが途絶え、ヨモヤマ感が最後まで止まらない。
最後に誰が登場するか予想できる辺り、サスペンスではないよな…的な。
再確認しよう。これは、ヒロインの再生の物語!
自分の愚かさを受け止め、前に進むために、一生懸命なヒロインを見守るお話!
面白かった! ……か?

ノーラ ロバーツ 読了一覧

ロマンス 読了一覧



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