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千早あやかし派遣會社 (派遣会社) 長尾 彩子
2016年02月13日 (土) 16:38 | 編集
千早あやかし派遣会社 (集英社オレンジ文庫) 2015/12/17 長尾 彩子 (著)
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千早あやかし派遣會社


長尾 彩子

大学教授の父が研究にお金を費やしてしまうため、超弩級の貧乏暮らしをしている大学生の由莉。ある日、「時給二千円、飲食店でもないのにまかないつき」という好待遇のバイトの求人を見つけ、喜んで面接に向かう。辿り着いたのは和洋折衷の大豪邸。千早紫季という名の美しい青年社長に出迎えられる…が、この「千早人材派遣會社」、どうも様子がおかしくて―!?
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幽霊や妖怪が見える大学生の由莉は、とっても貧乏。でも、学生生活科のアルバイト募集で時給二千円につられて面接を受けた先は…

妖かしものです。
長尾作品はものすごく暗い雰囲気と明るく弾けぎみな作品と両極端なのだが、こちらはコミカルな作品。
主人公たちの年齢設定が高めな以外は、コバルト文庫でもいい雰囲気。
恋愛要素やミステリとしては物足りなさがあるが、先行きに不安をかかえる妖かしのための”あやかし派遣”は心温まるほのぼのした雰囲気で楽しかった。
表紙の隅っこでどら焼きを食べる張り子の犬”豆大福”がなかなか可愛い。
続刊で、もう少し恋愛色が出てくると嬉しいナ。
忙しい時間の合間に読みやすい短編4話構成。書きおろし。

あらすじ
●千早妖怪派遣會社
新藤由莉は求人票のありえないほどの好条件を前に、早速面接へ向かった。
由莉は西荻窪の事故物件に住んでいるが、すすり泣く声が聞こえてもどうすこともできないし、首を締めてくる男の悪霊にはグーでパンチして撃退している。
吉祥寺駅から井の頭公園の近くにあるという千早人材派遣会社へ向かうと…

変だ……と由莉はまた思った。
由莉は言いようのない不安に襲われて、背後を振り返った。
暗闇の中で丹塗りの鳥居だけが鮮やかに浮かび上がっている。

●九十九神と苺がは入ってない苺大福
昼は人材派遣会社、夜は妖怪派遣会社を経営する千早紫季は、夜は葬儀から帰ってきたような、真っ黒なスーツに真っ黒なネクタイという出で立ちの25歳の男だ。
由莉は、六ヶ月の契約で夜の部で賄いつき(自分で料理)で働くことになった。
春風のふくある夜、派遣を希望する猫に似た張り子の犬が現れ、「チョコレイ堂」への就職を希望するが…

●夏の怪異と動じない三人衆
働きはじめて半月、千早が趣味でやっているというお祓いをすると言う。3つの古い器物はすでに悪い妖怪になりかけており、千早は知恵を貸して欲しいというが…

●猫又と帰らない御曹司
千早が助けた尻尾が二本ある貧相な黒猫は妖怪猫又で…


一話目は、腹黒そうだけれど、いい人そうな千早紫季との出会い。二話目はワケありな豆大福との出会い。派遣会社の信用危機!?。
三話目は、2人&豆大福でワイワイと楽しいお話。
ラストの話は、妖怪の猫の淡い恋の物語で、ちょっぴり切ないお話。
千早と由莉の関係がいますぐどうなるというのはなさそうだが、続刊があるとしたら、由莉の天然が楽しい展開になる予感。

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