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ようこそ仙界! なりたて舞姫と恋神楽 小野はるか
2016年02月27日 (土) 16:58 | 編集

ようこそ仙界! なりたて舞姫と恋神楽 (角川ビーンズ文庫)
2015/11/28
小野はるか (著),

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ようこそ仙界!
なりたて舞姫と恋神楽 

小野はるか

一家の大黒柱として懸命に働く少女・あおいに訪れた転機―それは玉の輿。良家の旦那様に見初められたあおいを、高級駕篭と美しい青年(ただし目つきが悪い)が迎えに来たが、その道中、突然青年が「崖から飛べ」とあおいに告げる。訳も分からず崖から落ち…目が覚めると、そこは『仙界』で!?「やってやろうじゃない。今日から舞子に転職してやるわ!」ビーンズ小説大賞“読者賞”受賞の、王道和風ファンタジー!!
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第13回ビーンズ小説賞〈読者賞〉受賞作改稿でのデビュー作。
王道和風ファンタジー、コメディー寄りです。
くまのさんの絵が可愛い、ノリツッコミのテンポのいい妖怪仙界物。
突然の玉の輿から一転、鳥の仙人”鳥仙”として目覚めることを余儀なくされたヒロイン・あおいが、神楽を覚え、『仙界』で馴染み、ヒーローの連雀に惹かれていくというお話。
一風変わった”鳥仙”の鳥らしい習性など楽しかった。求愛の”さえずり”を急に意識するヒロインは可愛い。
ローティーンが手にとるぶんには、ストーリーが単純なので読みやすく、さくっと楽しめて悪くないです。

あらすじ
奉公に出されて四年、あおいは貧しくみずぼらしい下働きの身でありながら、良家の旦那様の眼に留まったのだ。世にいう玉の輿というやつだ。
「こんな夢みたいな話……いつ、冷めるんだろ」
輿入れのために迎えに来た籠に夢見心地のまま押し込められてここまで来た。ところが、あおいは断崖絶壁の岩山で籠を降ろされた。
おかしなことに青年が行けと命じているのは左右に続く山道のほうではなく、その断崖のほうに見える。
まさか飛び降りろというわけではないだろうに  


冒頭の経緯。気がついて大混乱のあおいは逃げ出したものの、町には狸や狐や犬や猫が二本足で着物を着て歩く不思議な世界で、ますます混乱。しかも、追いかけてきたあの男には翼が生えている! 彼・連雀が言うには鳥界山という仙界で、あおいは、純血二世。両親は鳥仙であり、あおいは托卵されて育ったらしく  !?。
本能を目覚めさせるために、突き落としたことはさておき、勝手に連れてきたくせに、嫁ぎ先のしきたりとして神楽を練習しろと命じられて…!?

やってやろうじゃない!という根性のある娘さん。仙人の力で出せるお金”仙貨”を自分で出せるようになって自立しようとまで考える娘。(後半は根性はどこへやらしょうもないことで凹んでたが)
ラストまで楽しく読了。
でも、ヒーローに惹かれるにしても、動機が今ひとつ。ヒロインが飛び出す切っ掛けも、誤解にしてはいまいち説得力に欠るかな。ヒロインが育ての親を恋しがるなら、冒頭で絡みが欲しかったかな…など、気になる点は多々あるかな。
個人的な気持ちとしては、冒頭で三度も突き落としてくれたのだから、アホにはそれなりに…
優しいヒーローですよ。

角川ビーインズ文庫 読了一覧



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