本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
禁じられた愛のいざない ダーシー・ワイルド
2016年02月29日 (月) 15:54 | 編集

禁じられた愛のいざない (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
2015/12/18
ダーシー・ワイルド (著),

---楽天---




禁じられた愛のいざない 

ダーシー・ワイルド

伯爵だった父はキャロラインをまるで幽閉するように育て、そんな父を亡き母も恐れていた。それなら私は結婚を夢見たりせず、恋を楽しもう―母の莫大な遺産を手にしたキャロラインは、兄の反対を押し切ってロンドンに家を借りるが、初めて呼ばれた舞踊会で放蕩者と名高いフィリップに出会い、ひと目で惹かれる。彼ならきっと、これまで知らなかった悦びを教えてくれるはず。ふたりはめくるめく夜を重ね、未来のない関係に溺れる。だがある日、フィリップはキャロラインを愛していることに気づき…
2014年ロマンティック・タイムズ誌が選ぶ<ファースト・ヒストリカル・ロマンス賞>ノミネート!
------------------
copyright 2014
Lord of the Rakes

父に幽閉されるように育てられ、父が亡くなった今も監視されるように生きてきたキャロラインは、母から遺された信託財産の存在を知り、ロンドンでの生活を始めるが…

結婚しない!と決めたヒロインが、放蕩者と名高いフィリップと出会い、情熱に溺れながら愛に目覚めるというお話。
ホットなヒストリカルなのだが、それ以上でもそれ以下でもないロマ。
その手のシーンは、書店でちらっと見た時の購入動機にはなりやすいが、肝心の物語の部分が薄くなりがちで、なんというか…。設定は悪くないし、もう少しで面白くなりそうなのだが、いろいろと残念。
王道な展開で悪くないんだけど、オススメでもない。

あらすじ
「わたしは二度と誰の支配も受けないわ、お兄様にも、社交界にも、夫にも。噂の放蕩貴公子だろうと、ほかの誰だろうと。どこへ行くか、誰と過ごすか、決めるのはすべてわたしの自由なんだもの!」

ロンドンに屋敷を借り、親友フィオナの力を借りて社交生活を始めたキャロラインは、盛大な舞踏会で水を得た魚のような心地がした。その中で、ある男性に惹きつけられた。
まるで狩人のよう。でもいったいなにを狩ろうとしているの? あるいは誰を?
彼が狙っている獲物がわたしだったらいいのに。
彼の名はフィリップ・モーカム。噂の放蕩貴公子の存在に、親友は「彼だけはやめたほうがいい」と忠告する。
キャロラインは彼の逞しく魅力的な前身を上から下までじっくりと観察した。もう一度盗み見ると、当のフィリップとまともに目があってしまった。
彼のまなざしに釘づけにされ、パニックに陥った。
胸が熱くなり、呼吸が乱れる。あまりにも熱くて、手袋をはずしてしまいたい  そうするところを彼に見せたい。そんな破廉恥な考えが浮かんで、キャロラインは自分にショックを受けた。


冒頭の経緯。キャロラインは自ら手紙で彼を庭に誘い出し、誘惑した。一方、フィリップはまたたく間に彼女に夢中になったが、別れたばかりの愛人ユージニアはフィリップを諦めきれない。
キャロラインはフィリップに全てを捧げ、教えを乞い、情熱的な逢瀬に夢中になるが、キャロラインの財産を狙うルイスと、元愛人は結託し、彼女の兄を呼び寄せようとする…

愛人関係のゴタゴタは、物語のおまけみたいなものなので、ほとんどがホットなシーンで楽しそうな二人で構成されます。
ヒーローは結婚には懐疑的だが嫌味のない男で、正義感のあるいい男。
だが、ヒロイン行動は現代的な感覚で、ヒストリカル的な雰囲気(作法にうるさい女性の行動倫理)に欠けており、支配されるのを嫌って飛び出した割には、プレイはソフトSMで「先生」と呼びながら喜んで支配されてみたり…という雰囲気で、支離滅裂。
ホットなシーンが大好きな方なら楽しめると思うが、ストーリー性を重視するなら微妙。

アメリカのアマゾンで好レビューなのだが、不思議。その手のシーンがあれば売れるとはいえ溢れすぎるのもげんなりだな。

海外ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク