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ひきこもり神官と潔癖メイド 王弟殿下は花嫁をお探しです  秋杜フユ
2016年03月03日 (木) 17:32 | 編集

ひきこもり神官と潔癖メイド 王弟殿下は花嫁をお探しです (コバルト文庫)
2015/12/1
秋杜 フユ (著)

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ひきこもり神官と潔癖メイド 
王弟殿下は花嫁をお探しです  

秋杜フユ

『花嫁の、身分は問わない』アレサンドリ神国王が放った前代未聞のお触れから約一カ月。当のひきこもり神官こと王弟ベネディクトは、今日も今日とて城内を謎の徘徊中。ずぶ濡れに、なりながら…。一方、しっかり者なメイドのディアナは(妃の座を夢見ることもなく)せっせと城を磨き上げていた。のに…!?身分を越えた二人が出会う、波乱含みで奇跡のように間が悪い、花嫁探しラブコメ。
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引きこもりの神官が、光の精霊に愛される潔癖メイドのディアナが気に入ったようだが、ディアナといえば色々と問題を抱える身で…

こちらは『ひきこもり姫と腹黒王子』の続編。
軽いノリのコメディー。ほのぼのとした雰囲気の中でクスっと笑える、それ以上でもそれ以下でもないお話。
登場人物達の絡みが多いわりに設定の説明は少ないので、前の作品を先に読んでから、この本を読むことをオススメ。全体の文章の雰囲気なども参考にしてください。
ベネディクトの天然と間の悪さにツッコミを入れるディアナとの掛け合いが楽しいお話。
だが、表紙のヒロインの可愛らしさに騙されてはいけない。
ヒロインの表紙での見た目は、16歳に見えるが、すでに20を超えたシングルマザー。コバルトでまさかの働く未亡人設定!何かの間違いかと、かなり迷子な気分にさせてくれる。

あらすじ
ベネディクト・ディ・アレサンドリ。ディアナにとって、彼は意味の分からない徘徊をしては行く先々で何かをひっかぶる要注意人物であるが、その正体は現国王の年の離れた弟である。現在は王籍を離れ、聖地を守る神官となったが、間違っても一介のメイドであるディアナが説教をしていい相手ではない。
(でも、でもでもでもっ、言わずにはいられなかったのよ!)
ベネディクトを叱りつけてしまったことで、戦々恐々としていたが、後日彼から感謝の言葉をかけられた。しかも、仕事を手伝いたいと言う。面倒を避け、彼に形だけ手伝わせたものの、細部の仕上げがきになり、後からこっそりディアナが手直しした。
ところが、彼はそのことを気にしており…

「君の力になりたいと思ったのに、結局手間を増やしてしまったみたいだね。だから今度は趣向を変えて君をもてなそうと思ったんだ」


冒頭の経緯。お茶をご馳走すると言い出したベネディクトの誘いを断るのは忍びなく、彼の部屋を掃除させ欲しいと交換条件を出し、ディアナは彼の部屋の専属になった。
物が美しく見える細かな向きや光の位置にまでこだわるディアナだが、ある時、何者かがわざと物を動かしていることに気がつく。しかも、それを動かしているのは、信頼していたベネディクトで…

前半は二人の会話から子供がいる複雑な生い立ちは感じないが、中盤から彼女の息子がベネディクトを”おじさん”と呼びなつくように。息子は、彼を信頼し、誰にも見せてはいけないと言われた指輪を彼に見せ…

実はディアナは、政変の起きた隣国の亡き王太子の妃で…いろいろと狙われているのだ…が、どろどろした雰囲気ではなく、ゆるいベネディクトがそれなりに頑張る展開。
相変わらず腹黒王子は黒いし、その背中に隠れる巫女ビオレッタも変人っぷりがパワーアップしていて、クスっと笑えた。

…で、ローティーンに勧めたいゆるい雰囲気の話と言いたいところだが、今回のヒロインが、未亡人設定で誰にオススメしたらいいのだッ!

コバルト文庫&オレンジ文庫 読了一覧



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