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真珠の涙がかわくとき トレイシー・アン・ウォレン
2016年03月04日 (金) 15:52 | 編集

真珠の涙がかわくとき (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
2015/12/18
トレイシー・アン・ウォレン (著)

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真珠の涙がかわくとき 

トレイシー・アン・ウォレン

身に覚えのない不倫の罪を着せられて夫に離縁され、社交界を追われたタリア。愛人との逢瀬が絶えない“悪女”と噂されているが、実際は孤独にひっそりと暮らしていた。ある夜、タリアは久しぶりに出席したパーティで一人の若き貴族と出逢う。そのレオは最初は興味本位だったが、会うたびに彼女の内面に魅かれ、熱烈な求愛や贈り物でタリアのかたくなな心を解きほぐしていく。甘い月日を重ね、互いの離れがたい愛情を確信したレオは正式にプロポーズ。しかし彼女には、二度と結婚できない“理由”があって…!?
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copyright 2015
The Bedding Proposal

バイロン家は8人兄弟。その5人までが前のシリーズで描かれました。作者の新シリーズは残り三兄弟。(プリンセスシリーズを先に読みたかった!)
包容力のある男になったレオの物語です。
前のシリーズで活躍した兄達もチラホラ登場しますが、単品でも楽しめます。しつこくない程度にホットなシーンも多いエンタメ感のある楽しいロマンス。
ただ、全体的に欲望の火花は激しくても、主人公たちの彫込みが浅く感じて、物足りないと思わなくもない。前の夫によって悲惨な結婚と離婚劇に傷つくヒロインが不憫だが、強引なレオに対しヒロイン側から仕掛けてくるので、不憫さは感じず、いい感じに楽しそうな二人でぐっとこない。
そして、ラストのシメ方は、それでいいのか…。

あらすじ 1817年
タリアは、ある舞踏会でレオ卿に声をかけられた。
「レオと呼んでください。親しい人はみんなそう呼びます」
それはつまり、ベッドの相手のことを指しているのだろう。
気がつくとタリアは、グラスの中身をレオ卿の顔に浴びせかけていた。
その数日後、タリアはレオ卿と競売所で再開する。
タリアは元夫との離婚で返してもらえなかった両親の形見を、乏しい経済状況ながらも必死に集めてきた。
今日も思い出の品が出ている。ところが、レオ卿が値を釣り上げ、タリアは落札することができなかった。
父からの贈り物をまたしても失ったことへの怒りと失望がこみ上げた。
レオポルト・バイロン卿のせいだ。
どういうゲームをしているつもりかは知らないが、あの人の思いどおりになどならない。男性からチェスの駒みたいに扱われるのがどういうことであるか、自分はいやというほど知っている。それだけは二度とごめんだ。
後日、彼から落札した品が届いた。タリアは苦い想いとともにそれをレオ卿に送り返した。

一週間後、ホランド邸から招待され、久しぶりにタリアは社交に出た。しかし、屋敷に招待されたのは裏からレオ卿が手を回したからだと知ってしまう。
そして、レオ卿はタリアの横に座る男性達を強引に追い払い、タリアを誘惑しはじめた。

「わたしはあなたの愛しい人なんかじゃないわ、レオポルド卿。そういう呼びかたはしないでちょだい」

わたしは、彼にひるんだり負けたりしない。このゲームの主導権を握っているのはわたしだ。
わたしがあの人を思うままにあやつってみせる。


冒頭の経緯。元夫から屈辱的な罠にかけられ離婚されたタリアは孤独だった。タリアはレオに対抗意識を燃やすと、彼を誘惑した。
恋人であって、愛人ではない。そう考えるタリアだったが、金銭的に彼が何かしかを贈ろうとするために愛人と変わりない状態に。
そんななか、クリスマスに彼女への気持ちを確信したレオは彼女に結婚を申し込むことを決めた。しかし、タリアには絶対に結婚できない理由があり…

悲恋の展開かと思いきや、そうでもないのでご安心を。
もうちょっと何かあるだろうと思ったのだが、それでいいのか…。いいのだろう。
双子の弟ローレンスがお隣さんに興味をもち、後半で監獄に入っております。何をしたのかは、続刊へのお楽しみ。妹エズメも夫の不品行に傷つく女性。続刊では夫婦仲の修復の話になるようで楽しみ。

ちなみに、巻を重ねるごとにエンタメ重視ののっぺりした印象になっているのだが、私としては「ふたりきりの花園で」が一番気に入っている。

----バイロン・シリーズ----
1. その夢からさめても 2011.8 ケイド
2. ふたりきりの花園で 2012.2 ジャック
3. あなたに恋すればこそ 2012.6 公爵エドワード
4. この夜が明けるまでは 2013.5 マロリー
5. すみれの香りに魅せられて2014.02ドレーク

トレイシー・アン・ウォレン 読了一覧

ロマンス 読了一覧
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