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異世界にカフェは必要ですか? 柏てん
2016年03月06日 (日) 18:36 | 編集

異世界にカフェは必要ですか? 恋が生まれる秘蔵のレシピ (角川ビーンズ文庫)
2015/11/28
柏てん (著)

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異世界にカフェは必要ですか? 

柏てん

もうすぐ夢だった自分のカフェのオープン日…だったのに、建物ごと異世界トリップしてしまった環。しかも場所は王宮の庭ど真ん中!?明日までに女王を満足させる料理を作れなければ、カフェは壊され環も処刑されることに!カタブツ騎士ユリウスを監視役に、環はカフェの看板メニューを作るけれど―!?「未婚の若い女性がふしだらな!」って、ただの回し飲みですが?誰もがほっこり笑顔になれる『cafe sato』異世界で開店します!
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アルファポリスからデビューした作家さんです。
異世界にカフェごと飛ばされてしまったトリップもの。
異世界ものらしい壮大さはない。飛ばされた目的やら原因やらという話もない。
異世界で不吉とされる黒い瞳と黒髪のヒロイン・環が、同じ黒い瞳の少女クレアや、近衛隊長のユリウスに支えられて、悪戦苦闘しながら王女の難題をクリアしていく展開。
王宮の庭先でカフェを営む上で問題が次々に起きるだけのとりとめのない話だけれど、カフェのために頑張る姿は素直に応援できるし、ユリウスが気にかけてくれるのは乙女的に嬉しかった。
(強引に)読み切りっぽくまとまっているので、手にとりやすい。
正統派のビーンズ女子には物足りなさがあるかもしれないが、まったり系ネット小説に慣れている方なら、違和感なく楽しめると思う。

あらすじ
「おもてを上げよ」
ようやくかけられた声につられて、ゆっくり顔を挙げる。
「料理を出す  ということはそなたは料理人か?」

開店間近のカフェを壊される音で目が覚めた里中環(24歳)は、店の外に出て驚愕した。男達が取り囲む王女と呼ばれる女性の前に環は連れ出さた。店を壊されることに必死に抵抗する環に王女は情状酌量の余地があると選択肢を与えるという。
即刻この場を立ち去るか、王女を満足させる料理を作るか…

「もし、ご満足いただけなければ……?」

「その時には、カフェとやらを壊してそなたも死罪じゃ」


冒頭の経緯。毒味の監視に近衛隊長ユリウス(21歳)が環の監視にあたることに。食堂へ食料事情を確認に行くと環は嫌悪にさらされるが、ユリウスが一喝。その後、環は食料庫への案内を頼む。するとそこには閉じ込められた少女を助け環はアドバイスを頼むことに。環はカフェを守ることができるのか…?

王女に気に入られて、カフェをオープンしたものの、最初の忙しさは打って変わって、誰も来なくなった。挙句、環は悪意にさらされ、カフェをやめようかと考え…
魔力のある者が重用されるこの世界で、ユリウスは公爵であるにも関わらず魔力がなく王女の夫となることができず、剣技だけで認められた。そんな彼の努力を知った環は、もう一度頑張ることに!
王女の頼みは夫との仲直り…などなど、明確に分けてはいないが小話的な要素の多い構成。
貴族の令嬢が黄色い悲鳴をあげるユリウスが環を気にかけることでやっかみを買ったりして大変だったが、ユリウスの距離の取り方が結構壺だった。なぜ年下設定にしたのか?などツッコミたくなるところは横へ置く。
宮廷の料理長とその娘の伏線は回収しなかった。何かしてくれると思ったのに…続刊のなさそうな終わり方だったのがちょっと不満。

角川ビーインズ文庫 読了一覧



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