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非情な救世主 ジュリア ジェイムズ
2016年03月20日 (日) 22:29 | 編集

非情な救世主 ハーレクイン・ロマンス
2006/12/20
ジュリア ジェイムズ

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非情な救世主 

ジュリア ジェイムズ

ギリシア人実業家アレクシス・ペトラキスがパーティに現れるのを、リアナは震える思いで待っていた。父の会社を救ってもらうために。遅れてやってきた彼の堂々たる姿に、リアナは息をのんだ。緊張を押し隠し、折り入って話がしたいと頼み込むと、アレクシスが宿泊している豪華なスイートルームに連れていかれた。だが彼の魅力に圧倒され、仕事のことなど切り出せなかった。そして、気づいたときには彼にすべてを捧げていたのだ。翌朝、ようやく事情を打ち明けると、アレクシスの表情が変わった。「ぼくはベッドでビジネスはしない」そう言い放つと、彼は紙幣をベッドにばらまき、振り返りもせずに部屋を出ていった。(R2153)
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copyright 2005
Baby of Shame

鬼っぷりが半端ないロマ。
前半のヒーローは猜疑心が強く、人を信用できず、傲慢。
ヒロインとの一夜も彼女の行動を裏読みし、5年間後に発覚した子供の存在もヒロインの行動を裏読みし、吐くわ吐くわの暴言祭り。
そんなヒロインの真実を知った彼が、懸命に仲を修復しようとしても裏目に出てくれるので大変楽しい。ヒロインは不憫極まりないのだが、鬼ロマ好きにはメリハリのある構成でとても満足。

あらすじ
ソーシャルワーカーのミセス・ウォルターズは、リアナに反感を抱き、父親の在宅介護のために公的支援を求めた時から子供を取り上げようとしていた。
父が亡くなり、風邪と疲労でリアナが意識不明になりかけたとき、保護命令を容赦なく宣告した。
粉薬を疑わしげに嗅ぎ、麻薬だと思われてしまった。リアナは恐怖のあまり息子を連れて診療所へ向かった。抗生物質と麻薬常習者でないことを証明してもらうつもりだった。しかし、途中で事故に…
ニッキー。
「あの子に父親はいないわ」

リアナは必死だった。父親の会社を救うために、ギリシア人実業家アレクシス・ペトラキスがパーティに現れることを知って、なんとか話を聞いてもらうつもりだった。
だがアレクシスの圧倒的な魅力を前に、リアナは自分を押しとどめられなかった。
私が欲しいのは…
しかし、翌朝出ていこうとする彼を引き止め、父の会社を買収してほしいことを話しはじめると、アレクシスの目にはなんの感情も浮かんでいなかった。

「ぼくはベッドではビジネスはしない。決して。確かにきみはよかったが」


冒頭の経緯。5年という歳月を経て、息子の存在を知ったアレクシスは、リアナの担当だったソーシャルワーカーの言葉を信じ、彼女を麻薬常習者だと思い込み、時期が来たら息子を法外な値段で彼に売りつけるつもりだったのだろうと憶測する。
ギリシアの島にリアナと息子を囲い込み、骸骨ように変わり果てた姿のリアナを見て記憶の中の母親とかぶらせ、容赦なくリアナを攻め立てる。
リアナも息子を守るために必死に立ち向かうが、肺炎から治りかけの体では彼に太刀打ちできず…

そんな彼女の心強い味方がナース・トンプソンでヒーローをぎゃふんと言わせてくれるのです。
それでも、まだまだ簡単には猜疑心が強く、酷い失敗をやらかしてくれます。
最初に試したのは彼だっただけに、頑なに最後の最後まで彼の行動を自分を試すテストだと思い込むヒロインの行動を理解しやすく、すれ違う二人がいい感じにキュンです。
ぷんすか怒ったぶん読後ハッピー。

海外ロマンス 読了一覧



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