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黒猫菓子店初恋日和 宇津田 晴
2016年04月01日 (金) 14:55 | 編集

黒猫菓子店初恋日和 (ルルル文庫)
2015/12/22
宇津田 晴 (著)

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黒猫菓子店初恋日和 

宇津田 晴

元婚約者にだまされ仕事も家も失った菓子職人のマリエル。助けてくれたのは謎めく青年ジルだった。家事をひきうける条件で小屋暮らしのジルと同居生活を始めたマリエルだが、女嫌いなジルはぶっきらぼうで素っ気ない態度ばかり。ある日、菓子職人復帰のチャンスを掴むため、「若き経済王」と呼ばれる青年実業家の屋敷へ向かうことになったマリエル。ところが彼は、なぜかジルにそっくり!!しかも甘い言葉で接近してきて!?極上スイーツ・ロマンス!
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男社会で親方地位を獲得した菓子職人マリエルは、祖父の代から受け継がれてきた老舗の菓子店を父の死とともに奪われてしまい、森に遺棄され…!?

安定のクオリティー。
薄幸ながらも明るく楽しく前向きなヒロインに、素性を隠したひねくれたヒーローが心を開くまでが描かれる。恋愛としてはありがちな展開がらも、作者らしいコミカルなテンポと、甘い口説きがいい感じに背中痒くて楽しいお話。
イラストがナナオらしくない表紙だけど可愛い。

あらすじ
婚約者にだまされ、父から受け継ぐはずだった菓子店はトマと他の職人に奪われてしまった。森に捨てられたマリエルは意識は手放しても、大切な菓子の型と焼きごての入った麻袋だけは手放さなかった。

気がついたマリエルは、自称浮浪者の青年ジルに助けられたことを知る。
同じように拾われた双子ミミとミロの面倒を見る彼は、悪い人ではなさそうだが、自己紹介も必要ないとにべもなくはねつける。

「特に女は最低だ。信頼できない。従っておまえに心を許す気も、全くない」

マリエルはその言葉に、こみあげる怒りをこらえきれず声を震わせる。

「そんな風に性別だけで相手のことを決めつけるのは、間違っています!」


冒頭の経緯。「若き経済王」と呼ばれる青年実業家ジルベールは、極度の女性不信。心安らぐ生活を求め、浮浪者然として、ボロ小屋で生活をはじめた男。だが、翌朝朝食を作るマリエルの裏を探ろうとしたために出ていこうとする彼女を、ジルは引き止め、事情を聞き出し職人としての生活を立て直すまで居てもいいと提案した。
老紳士アシムは、マリエルの菓子を気に入り、ある日大財閥デュボワ家で新事業の菓子職人を探しており、最終選考に残ったことを知らせてきて…

アシムは、ジルの富豪の生活と浮浪者生活を結びつけて、手伝う人物。
ジルは、富豪のジルベールを別人だとマリエルに思い込ませたことで、自分で自分にヤキモチを焼くという面倒くさい男になってくれて楽しい展開。
そんなことはつゆ知らず、マリエルは新しい店舗開店のために頑張るのだが、トマらのやっかみがマリエルを狙っているのだ。
お菓子の甘ったるい香りと、二人のほのぼのした雰囲気がとても痒くて良いです。
さくっと楽しめるお話。黒猫の焼きごてのあるお菓子が食べたくなった。

宇津田 晴 読了一覧

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