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メイドが愛した億万長者 キャロル マリネッリ
2016年05月12日 (木) 17:03 | 編集

メイドが愛した億万長者 (ハーレクイン・ロマンス)
2016/3/24
キャロル マリネッリ (著)

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メイドが愛した億万長者 

キャロル マリネッリ

「婚約者が来て会いたがっていると、彼にそう伝えて」ソフィーは自分の名前も告げず、オフィスの受付嬢に迫った。ルカは幼なじみの許嫁の存在をきっと覚えているはず。故郷シチリアで別れた後、彼とはもう5年も会っていないけど。ビルの最上階の社長室に君臨するルカに気後れすまいと、今日は身ぎれいにして、ホテルのメイドの身の上は隠している。そう、彼に頼みを聞いてもらうためならなんだってするわ。余命少ない父に、娘が幸せであると信じてもらいたい。つかの間でいい、偽りの芝居に協力してほしいだけなのだ。(R3149)
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copyright 2015
Sicilian's shock proposal

2016/4から、文字が大きく読みやすくなりました。
そのぶんページ増量ですが、お値段そのまま。
ということで、二段組で上に10文字、下段10文字に若干違和感を感じますが、読者層を考えると優しい。
という作品内容と無関係なお知らせはさておき…

マフィアの背景があるシチリア人らしい愛憎劇のロマンス。若干使い古された感のあるストリーではあるが、キャロル マリネッリらしいドラマチックなロマンスに仕上がっております。彼が去っていった理由も、父親が悪に手を染めたわけも、切なくて良いです。

あらすじ
ぼくがそこに帰るのかどうかはわからない。
パウロが亡くなったとしても、その葬儀に出る決心はまだついていなかった。
だが、その日は遠くない。
だからソフィーも来たのだろう。
ルカは上着のポケットを探った。それは写真でも思い出の品でもなく、二人が分かれた理由を冷酷に思い出させるものだった。
彼は手にした金のネックレスを見つめた。
あの日、彼女を迎えに家の玄関に出なければ、人生はもっと気楽なものだったろうか?
ソフィーが来た理由は、父が安らかな最期を迎えられるように、協力してほしいというものだった。だが、これだけは言っておく。

「ぼくはきみとは結婚しない」

ようやく、ぼくたちは過去の過ちに目を向けることになったというわけだ。


冒頭の経緯。過去の回想から二章はスタート。ルカと婚約していたソフィーは結婚より自由を求めている。だが、ソフィーの父親は街を牛耳るルカの父親マルヴェリオの悪事に加担しているのではと案じている。
ルカのほうも結婚を強いられているのかと思うと、いたたまれない気持ちになる。そんなとき、マルヴェリオから呼び出され、ソフィーは屋敷へ向かった…

二人が愛を交わした直後、父親とマルヴェリオそしてルカまでも警察に拘束され、ソフィーはルカの証言で侮辱を感じることに。離れ離れだった二人は、父親の釈放と父の願いを叶えるために、一芝居打つなかで、苦い過去に向き合うという内容。
彼が法廷でどうにもならなかった言葉に対し、いまだに頑なに屈辱を感じているヒロインですが、過去の状況が明らかになるにつれ、愚かだった自分から一歩成長するのであります。
ルカが努力型のとてもいい人なだけに、かなりヒロインが見劣りしてしまうのはもったいないが、古典的なハーレらしい雰囲気で好きです。
続刊は、同郷の友人たち。娼婦とののしられた友人ベスと立身出世したルカの物語のようです。

関連作品。ベラ&マッテオ
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