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階段坂の魔法使い  やさしい魔法は火曜日に 糸森 環
2016年05月18日 (水) 21:28 | 編集

階段坂の魔法使い やさしい魔法は火曜日に (角川ビーンズ文庫)
2016/1/30
糸森 環 (著),

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階段坂の魔法使い
やさしい魔法は火曜日に

糸森 環

手ひどい言葉でジュディを拒絶した“階段坂の魔法使い”ルイス。だけどジュディは彼が変身した銀狼リンに優しく、寂しい素顔を覗かせる。その内面を知れば知るほどルイスはジュディに惹かれていく。一方ジュディは“眠らせ姫”の自分を抱きしめてくれたルイスを想いつつも、口の悪い美青年ヴィクターのことが気になっていた。その二人が同一人物とも知らず―やさしい魔法があふれ出すラブ・フェアリー・テイル、待望の第2巻!!
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近代化が進み、魔法が消えていく世界。人を触ると眠らせてしまう呪いを受けたジュディが、婚約は破談になったとはいえ、魔法での鳥獣郵便局での仕事に自分の居場所をみつけるまでの一巻。
2巻は、魔法使いルイスから完全に拒絶されてしまったにもかかわらず、自分を恐れることなく抱き上げた彼に気持ちを寄せているものの、ジュディに毎夜ツグミの歌を届けてくれる口の悪い美青年ヴィクターへの気持ちも次第に大きくなってきて…

呪いをかけられた鳥獣郵便局の主人である魔法使いルイスは、出会いの気まずさから、青年ヴィクターや狼のリンの姿での三重生活でジュディの周りをウロウロしております。
そんな不器用な二人の恋愛面での成長はかなりのもので、かける言葉を間違ってしまうルイスの苦い気持ちも、どんどん自信を失い気持ちが折れていくジュディにも、キュンキュンです。
ファンタジーに、英国の歌や作家の話を少し加えてリアリティーを出しているあたり、粋です。ここ最近で一番気に入っております。

あらすじ
見本鳥獣郵便はすべて魔法製だが、元は一枚の便箋なので放置するとどうしても紙質  毛並みが『劣化』して蚤がついてしまう。
そのため、ときどき虫干し……つまりブラシをかけて手入れをする必要がある。
使用人に抵抗しながら、恥ずかしそうに現れたリンにブラシをかけていると、話は自然とルイスやヴィクターとの関係になった。

全員が詐欺師でも見るような目でルイスに目を向けた。
「やっぱり私の視界を開いてくれたのは魔法使いだわ。彼のおかげで人生に魔法がかかったんだわ」
もはや全員、無垢な乙女を騙す悪魔でも見るような目つきに変わっている。もうどうにでもしてくれ。

「だから、結婚の話はこれ以上いらないかなって」


冒頭の経緯。そんなお茶会気分の午後、突然現れた5番通りの国営郵便局の新しい局長とその息子クリフが現れた。ジュディの呪いを知った上で興味本意の挨拶をかける失礼な態度に、ジュディは不安を感じ…

ヴィクターの送ってくるツグミの歌の硬貨の数はいつも違う。それは彼の気持ちを表しているのか?ルイスとヴィクターへの気持ちに揺れる乙女心を見守るリンは、悦に入ってのんきそものも。でも、高慢なクリフや、ヴィクター(ルイス)のかけた言葉で傷つくジュディスに、ルイスも自分なりに考え始めるのです。
ふぉぉ。笑う。
彼のかけられた「十字軍の罪悪による」呪いに関しては進展なしですが、ルイス以外のあの人物の呪いなど、いろいろと明らかになり、今後の展開が楽しみ。

糸森 環 読了一覧

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