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白竜の花嫁7 恋秘めるものと塔の姫君 永野水貴
2016年05月24日 (火) 14:36 | 編集

白竜の花嫁7 恋秘めるものと塔の姫君 (一迅社文庫アイリス)
2015/12/19
永野 水貴 (著)

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白竜の花嫁7 
恋秘めるものと塔の姫君 

永野水貴

白竜のシュトラールの“花嫁”となった小国の姫、澄白。名ばかりの花嫁である自分を傍らに置き続けるシュトラールに、彼への恋慕を胸に秘める澄白は喜びと共に哀しみを感じていた。黒竜を追い地上に降り立った澄白たちは、塔に住む王女と若きドラゴン学者に出会い―。花嫁への独占欲を強める竜と恋心を抑え続ける姫君、切なく純粋な想いの行き着く先にあるものとは…?人気作第七弾!
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再開した二人は、許しあったもののお互いにすれ違い、ギクシャク。さらに思いつめる澄白なのであります。
”塔に囚われた姫を助けるのはドラゴンを従えた騎士”というドラゴン伝説に一役かうことになってしまった二人、というちょっぴり番外編のようなお話。
シュトラールに置き去りにされた心の傷も相まって、自分の気持ちを黙殺しようと必死な澄白ですが、異国の塔の姫君との出会いによって自分の気持ちを肯定してくれるまでが、とっても丁寧に描かれます。
カラーピンナップ付き

あらすじ
自分がしたことと、美しい紫眼の竜の最後は、きっと伝わっているだろう。
(……それでも、いい)
言い訳をしたいのではない。許されたいわけではない。責め立てられるのなら、ただ受け止める。
この地でのみ《ゴルト》と共生する、小さく清らかな《隣人》たちに迎えられ、その温かさと、屈託のない喜びとが澄白の視界をふいに滲ませた。必死に耐えながら、なんとか唇で笑みをつくる。

「ただいま……と言っても、いいのでしょうか」


冒頭の経緯。ザーラムは竜族を捕食し、力を増している。至急ザーラムを探し出すことで《ゴルト》たちは合意する。澄白はシュトラールとともに、”ドランゴン学者”という言葉を手がかりにある青年フリップを詰問した。すると、ドラゴンと出会えたことを純粋に喜ぶフィリップは、病弱な公女ソフィアに会ってほしい、竜がいることを証明させ欲しいと頼み込み…

《払暁の一族》の村で危機的状況からシュトラールによって救いだされた澄白は、再び《ゴルト》の住む天界へ。彼女からの許しを乞うシュトラールだが、自分の恋心を押し殺そうとする彼女の態度から、置いていってしまったことへの苦い後悔を感じております。
お互いに踏み込めない微妙な距離感のまま、新たな土地で余計なことに首を突っ込んでしまうことに。それでも、人に関心を示さなかったシュトラールが、病弱なソフィアをかつて救えなかった沙久羅に重ねるあたり、彼自身の成長を感じました。
そして、澄白が自分の気持ちを認めたことで、次巻では二人の気持ちが進展しそうな予感。たぶん。
ザラームや、《払暁の一族》はこの巻ではノータッチだったので、続刊に期待しております。
鬱々ぐるぐるヒロイン、好きです。

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