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大富豪と愛を語る花 レベッカ ウインターズ
2016年05月26日 (木) 11:55 | 編集

大富豪と愛を語る花 (ハーレクイン・イマージュ)
2015/12/11
レベッカ ウインターズ (著)

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大富豪と愛を語る花 

レベッカ ウインターズ

香水会社のCEOだった亡き祖父の遺志を叶えるため、ジャスミンは南フランス最大手の銀行を訪れることにした。祖父が亡くなってから傾きつづけている経営を立て直すには、長年取り引きのあるその銀行の援助がどうしても必要なのだ。頭取のリュック・シャリエールとは面識がないけれど、この交渉を成功させなければ、あとがない。緊張感に包まれながら案内されたオフィスに足を踏み入れると、そこにいたのは、2カ月前に旅先で声をかけてきた不埒な男だった!あのときは警戒心が働き、失礼な態度でつっぱねてしまった。いま目の前に傲然と立つ彼の瞳は、明らかに謝罪を要求していて…。(I2400)
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copyright 2015
Taming the French tycoon

イマージュ2400号記念を飾るのは、レベッカ ウインターズの作品。作者のメッセージつき。『これは、忠誠、犠牲、償い、そして、すばらしき愛が勝利する物語』と喜びの挨拶とともに作品の紹介が添えられています。
金色装飾がまばゆい。

祖父の人生の苦い後悔であり、叶えたい願いを叶えてあげるために奔走する優しいヒロインで、そんな彼女の一生懸命な姿に力を貸さずにはいられなくなるヒーローが素敵ロマです。全体的にやさしい雰囲気のお話で、ホットで情熱的という雰囲気ではないが、良いロマだった。
ただ、両親のためとはいえ、ラストの彼女の頑固な思考が、好みの分かれるところかも。
古城が呼ぶ愛に登場のニックがちらりと登場。

あらすじ
アポロンの神殿があったと考えられているイエロニソス島をリュックは散策し引き返そうとすると、若者たちがボートで到着した。彼はある女性に目をやった。
彼女も崖の上から飛び込む無謀な若者たちの仲間なのだろうか。事故で失った恋人サビーヌを思い出し、リュックはとっさに声をかけた。
まさか、彼女からナンパだと思われた挙句、自分がレンタルしたスピードボーとだって立派な自殺行為だとやり込められるとは…

その数日後、銀行を揺るがす大きなニュースが飛び込んだ。銀行の大口顧客である香水業界の大手<フェリエ>のCEOに、その孫娘だという26歳のジャスミン・マーティンが就任するというのだ。アナウンサーが紹介するのは、イエロニソス島の桟橋でみたあの美しい女性だった。
ジャスミンから不意打ちの面会を申し込まれたが、リュックは彼女に惹かれていることを感じながらも、警戒した。
彼女がスリルを好む生き方が好きなのは証明ずみだ。

「さて、何がはじまるのかな?」


冒頭の経緯。ジャスミンは祖父から頼まれたことを実行するべく、古い付き合いの銀行を訪ねた。祖父の会社を本来の持ち主である人物の手に渡さなければならないのだ。
しかし、銀行の頭取は島で失礼な誤解をされたうえ、やりこめてしまった男だったのだ…

というわけで、忙しい彼と、祖父に認められた鼻を持つ彼女が、相互理解しながら祖父のために奔走。でも、ことを引き継いだら、それまで寂しい思いをさせた両親との約束にも彼女は縛られていて、どうするのか…という展開。
物語としては面白かったのだが、最後の落とし所が…
ヒロインの妙に意地っ張りな部分に彼が合わせてくれるのは、嬉しいのだが、ヒロインだってこの先何をしたいわけでもないのだから、なにもそこまで人生の方向転換しなくても…と思わなくもないが、二人が幸せならいいんじゃない?という読後感。さくっと楽しめた。

海外ロマンス 読了一覧
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