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春天繚乱 風花の宮と春宵の宴 九月文
2016年05月29日 (日) 16:26 | 編集

春天繚乱 風花の宮と春宵の宴 (角川ビーンズ文庫)
2015/12/26
九月 文 (著)

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春天繚乱
風花の宮と春宵の宴

九月文

帝の寵姫である叔母・紗子を守るため、宮中に入った透子。手に入れた平穏な日々も、公達が「紗子を女御に」と言いだしたことで一転、ふたたび弘徽殿からの嫌がらせがはじまる。弘徽殿に物の怪が現れたのは紗子の呪詛のせい、と疑いをかけられてしまい、透子は朱雀院の宮と物の怪を追うが、物の怪が現れる先にはいつも、紗子を女御に推挙した若き公達・帥の宮の姿があって…?七星の想いが絡みあう平安恋絵巻、第2弾!
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2巻目です。
陰謀渦巻く後宮の中で、叔母を守り、少しでも藤原氏をけん制したい。世の中が乱れるのを防ぎたいと願うヒロイン・透子が、一女房という身分の中で奔走しつつ、その中で妖怪が関わってくるという物語です。
2巻目は、新キャラ・師の宮。
「紗子を女御に」と言い出した人物は何者なのか?というお話。
今回は、全体的な物語の進展はなく、地固め。

あらすじ
七星剣の窃盗事件も片がつき、いまの宮中はいたって穏やかだ。
しかし、ふたたび弘徽殿からの嫌がらせが始まった。
梅壼の更衣を女御にされてはと言い出した人物がいるらしい。
(いらないことを言ったのはだれ……!?)
朱雀院の宮の言葉から、<師の宮>なる人物を思い浮かべようとしていると、目の前に爽やかな青年が現れ、軽くからかって去っていった。あの爽やかな人が<師の宮>なのはともかく、
(もし叔母さまが女御になったら七の宮が政に巻き込まれる…?)
透子が思惟に沈んでいると、朱雀院の宮が透子を現実に呼び戻した。

「師の宮の言上を、あなたはどう思われましたか」

「わたくし、ですか?」


冒頭の経緯。七の宮擁立派と、七の宮をめぐる左大臣の思惑を阻止するために、今のうちに脇をかためてはという師の宮の考えに、権力欲のない叔母の身を案じながら、<和>を望む透子は、叔母を守ることだけが藤原氏の専横を防ぐことだけではないと気づくことに。
そんななか、叔母・紗子が弘徽殿に呪詛をかけたとされ、透子は朱雀院の宮とともに、物の怪の調査をすることに。

ン〜、悪くないんだけど、思ったよりメリハリに欠けていて、ぐっと惹きつけられるキャラがいないというか…かなり淡々としている。ヒロインが地に足のついた考えということで読めば良いのだが、理屈が先にたって、動きに欠けるのが惜しいかな。
ヒーローの独占欲あたりは萌えだった。
紗子が憧れた姫宮の話はラストまでおあずけ。続刊での進展に期待。

九月文 読了一覧

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