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今夜だけ花嫁 ジョアンナ メイトランド
2016年05月30日 (月) 15:55 | 編集


今夜だけ花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)
2016/2/26
今夜だけ花嫁 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
2008/6
ジョアンナ メイトランド (著),


今夜だけ花嫁 

ジョアンナ メイトランド

キャシーに選択の余地はなかった。病院でその短い生涯を閉じた、優しかった母。横暴な父の死後、暴君と化した異母兄。放蕩で財産を食いつぶした兄は、キャシーを裕福な貴族に嫁がせようと画策していた。ある夜、兄はキャシーに恋人がいると誤解し怒り狂った。「母親と同じ目に遭いたいのか!」と叫び、彼女を病院送りにするとわめいた。着の身着のまま嵐の中へ飛び出したキャシーは、通りすがりの見も知らぬ男性に助けを乞う。(HS331)
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copyright 2007
Bride of the Solway

支配的で頭のおかしな兄に囚われるヒロインを救う物語。
古典的ですが、こういうドラマチックなロマンスは好きですよ。
作者の作品のほとんどは、2000年以降だというのに、70年代な雰囲気が漂うよな気がする。

あらすじ 1815年
ロスは実らぬ恋を諦め、ロンドンからできるだけ離れようとしていた。
スコットランドとの国境付近で雨になったことで、イングランド側に止まっておけばと後悔したそのとき、目の眩むような稲妻とともに、暴走した馬に乗った女性を見つけた。
白いミューズ姿の彼女は馬に引きずられながらも、手綱を放さなかった。
馬をなんとか止めたものの、ロスは仰天して言った。

「なぜ手綱を放さなかった?」

「必要だからよ。馬がないと、逃げられないもの」

しかし、娘とともに、小さな家に向かうと待ち伏せしていた男たちに、娘とグレアムは捉えられた…。


冒頭の経緯。キャシーは横暴な父の死後、暴君となった兄によって結婚させられそうになっていた。なんとか逃げ出したものの、見知らぬ男とともに捉えられ、男と逃げたふしだらな女だと兄エリオットの怒りを煽ってしまうことに。
一方、無実の罪で投獄されたロスは、ろくな裁判もされず処刑されそうな窮地に追い込まれる。なんとか知恵をしぼり、知人の大佐に保証人になってもらうことに成功した。しかし、翌日ロスを投獄したエリオットは妹のことを持ち出し謝罪し、大佐に渡りをつける…

キャシーの兄エリオットは、病弱な妻を抱える大佐と懇意になり、後妻にさせようと躍起。大佐がだめなら、ロスでもいい。なんとかしてキャシーを売りつけたい。そんな兄の行動を心から恥じ、苦しむヒロインと、彼女に惹かれまいとしながらも、助けたくなってしまうヒーローとの図なのであります。

後半はキャシーの名付け親の先で知ったロスの両親の話などがありつつ、再び囚われの身というわかりやすい展開。
すごく良いとは言わないが、ラストまでハラハラさせてくれて面白かった。

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