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水の都で二度目の恋を シャーロット ラム
2016年06月01日 (水) 15:43 | 編集

水の都で二度目の恋を (ハーレクイン・イマージュ)
2013/5/16
シャーロット ラム (著)

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水の都で二度目の恋を
シャーロット ラム

ホテル・チェーンの社長ベン・ハスケルに見初められ、クロエはまたたく間に熱烈な恋に落ちた。ところが彼女の若い姪がベンに誘惑されたと言いだし、ショックのあまり、真偽も確かめぬままに別れてしまった。3年後、姪の告白に彼女は愕然とする。姪は嘘をついていたのだ。あれ以来訪れることのなかったベンの屋敷に、クロエは駆けつけた。たとえ許されなくても、彼を信じなかったことを謝りたい…。優しく情熱的だったベンは、まるで別人のように冷たかった。姪の罪深い嘘と、クロエの不信が、ベンの愛を憎しみに変えたのだ。クロエは思い知らされた。彼の愛を、永遠に失ったことを。80年代に刊行された貴重な未邦訳作品。ベンの怒りは修復不可能かと思いきや、当時の彼の傷心ぶりを知る唯一の人物、彼の父親がひと肌脱ぐことにより、舞台を水の都ベネチアへ移して、二人の愛の第2幕が始まる。(I-2276)
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copyright 1985
Man Hunt

姪が自分の結婚式に吐き出したのは、三年前についた嘘への罪悪感だった。クロエは恋人よりも姪を信じた自分を恥じ、誤りに行くが…

恋人に信じてもらえず傷心の息子のために一肌ぬぐベンの父親が楽しい前半と、ベネチアを舞台にお互いが理解を深める後半とに分かれています。
プチ鬼ロマだが、良いです。当時の情熱的な恋とは裏腹に、お互いを信じるところまで理解し合えていなかったことを、やっと理解するまでが丁寧に描かれます。
普通って言えば普通なのだが、二人の掛け合いや言葉が気に入っているのだよ。

あらすじ
結婚を前に尻込みする姪をクロエは優しく励ました。テレビに映る男性の姿に姪は激しく動揺している。不意に顔から血の気が引き、クロエはよろめいた。
よりによって、どうして今朝あの人がテレビに出なければいけないの?
姪を襲ったことで、クロエの親族は激しくベンをなじり、ベンは去っていったのだ。
ところが、姪は自分の結婚式が終わると、クロエに突然三年前の事件のことを話し始めた。姪は自分の見栄のためだけに、彼を陥れたのだ。
ベンはどんな気持ちだったのだろう?何かを探すような目で見つめられたとき、私は軽蔑を隠そうともせずに彼を見返し、苦しい胸の内は悟られまいとした。16歳でも姪はきれいだった。わたしにはない魅力があった。あのとき…
考えれば考えるほど、クロエは気分が悪くなった。
クロエはベンの家に向かった。どうしても謝りたかった。

「君の謝罪はなんの意味もない。どうしてわざわざやってきたのかわからないね」


冒頭の経緯。けんもほろろに追い返されたクロエは途方にくれるが、そんな彼女のところにベンの父親ジョーゼフが現れ、自分の誕生日パーティーでクロエに歌ってほしいと依頼した。
ジャズ歌手であるクロエはジャズが好きだというジョーゼフのために歌を歌うが、もちろん不意をつかれたベンは怒り燃えており…

後半は、さらにジョーゼフがクロエをけしかけ、新規オープン予定のホテルでの歌を頼みこみ、もちろんベンにバレてすったもんだの展開。
歌手であり、美しいにもかかわらず、徹底的に自信のない彼女の本質を理解できなかったということを彼も理解していくのです。涙をためてウルウルするヒロインは可愛い。

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