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イタリア貴族と飛べない小鳥  マーガリート ケイ
2016年06月12日 (日) 16:16 | 編集

イタリア貴族と飛べない小鳥 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)
2016/3/24
マーガリート ケイ (著),

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イタリア貴族と飛べない小鳥  

マーガリート ケイ

社交界にデビューして数年になる伯爵令嬢のクレッシーは、いつまでたっても嫁ぎ先が決まらず、肩身の狭い日々を送っている。5人姉妹の中でいちばん不器量なわたし。一生花嫁にはなれないのかしら?そんなある日、娘を政略結婚の駒としか考えていない父親から、とどめを刺すような命令が飛んできた。“今年はもう社交界に顔を出さず、弟たちの家庭教師をしろ”しかたなくやってきた田舎の屋敷で顔を合わせたのは、信じられないほど美しい男性、ジョヴァンニ・ディ・マッテオ。クレッシーは熱い視線を送ってくる彼に戸惑いながらも魅せられる。彼が身分を偽って英国に来たイタリアの伯爵家の御曹司だとは思わずに。
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copyright 2013

『アラビアのプリンスと私』アームストロング家の三女クレッシーがヒロインです。物語どうしの関連性は薄いので単品で楽しめます。
自分の個性を手放して売れる肖像画を描きつづける、美貌のイタリア人画家ジョヴァンニ。数学者として生きる自由を望むクレッシーとの出会うことによって、半ば諦めてきた自分の描きたい絵というもに対して、向きあうことになるというロマ。
内面的なものを丁寧に描くので、全体的にスローテンポ。話が進展しないと感じる部分もありだが、悪くないロマだった。
ちなみに、セクシーな表紙だが、ホットなシーンに力を入れているというわけではない。

あらすじ 1828年 ロンドン
息子達に対してのみ愛情を注ぐアームストロング伯爵は、妹コーテリアの社交デビューと結婚に関して28歳になったクレッシーに釘をさし、居残って息子達の家庭教師をすることを命じた。
体調を崩している継母ベラと素直に向き合える利点もあると言い放ち、自分の外交手腕を自慢しながら仕事のために去っていった。
その父が息子達の肖像画を依頼した。
現れた画家のシニョール・ディ・マッテオは美しい男性だった。
数学に対して情熱的に語ってしまったクレッシーを笑うことなく、理解を示してくれた。だが、美と数学の法則に対しての意見は彼を刺激し、侮辱してしまったらしい。
弟達との関係をうまく築きながら、スケッチを進めていく。そこにあるのは見る者を揺さぶる表現だけだ。感心していると不安になってきた。彼はそこまで深く対象を見ている。わたしの中には何をみるだろう。見せたくないものまで見られてしまうのではないの?

「初めて会ったとききから、きみにはほかの女性と違う何かを感じていた。はっきり何とは言えないが、それを絵にできなければ、ぼくは一生後悔する。きみを描くために、ぼくはきみを知りたい。わかってもらえるかい?」


冒頭の経緯。クリッシーを描くことで、自分の画家としてのスタンスに疑問を持ち、彼女に生いたちを告白し、お互いに惹かれ合うことに。
しかし、気がつけば、お互い別の道を口にしており…

横柄な父に対して、継母ベラと理解しあうことになったり、社交デビューするはずの妹が行方不明になって一方で大騒ぎになっていたりと(続編への布石?)、画家とモデルという二人の関係はジリジリしているが周囲はドタバタして楽しい。
いろいろと問題を抱えたヒーローの変化は良いロマだった。
でも、ラストのヒロインの返事は、さくっとOKしてほしかったなぁ

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