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イースターマンデー サラ・クレイヴン
2016年06月26日 (日) 12:41 | 編集

イースターマンデー (ハーレクイン・セレクト)2016/3/24
イースターマンデー (ハーレクイン・ロマンス)
1981/4
サラ・クレイヴン (著)

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イースターマンデー 

サラ・クレイヴン

レイシーが12歳になったとき父は再婚した。母亡きあと、レイシーが独り占めにしていた父の愛を横取りしてしまったのは、ファッション雑誌から抜け出したような美女だった。富も地位も申し分ない父ジェームズ・ヴァーノンと結婚した美女ミシェルは、ジブの学んだ修道院にレイシーを送り込む。卒業までまだ少し間がある或る日、継母位シェルが迎えに来た。父の体調が悪く、ついで銀行の経営が悪化したため、着飾らせたレイシーをギリシアの石油王と言われる人物に会わせて結婚させようというミシェルの計画だった。(R95)
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copyright 1977 Mills & Boon wiki/Sara_Craven
Copyright 1981 (R93に記載されているもの)
Strange Adventure

修道院から連れ出され、待ち受けていた運命に翻弄されながらも、女性として目覚め、愛を知るまでが描かれる王道ロマです。
ハーレクインロマンス黎明期からの大御所作家の初期作品。
全体の雰囲気は70年代らしい古き良きロマ。
目の前に登場したヒーローに、ガクガクブルブルしながら、反発してみたり、嫉妬してみたり、乙女心の心中は大変なのであります。

あらすじ
父が再婚し、継母ミシェルはレイシーを遠ざけるために修道院に入れた。しかし、卒業を前にレイシーは連れ戻され、父親の病気と銀行の経営難を教えられる。レイシーは飾り立てられ、銀行に出資させるためにトロイ・アンドレアキスの相手をすることになってしまった。
父が心配そうにこちらを見ている。そうだ。父の望むとおりにしよう。このにこりともしない男の心をつかまなければいけない。すくなくともその努力はしなくてはいけないのだ。
頭痛薬を取りに部屋へもどろろうとすると、レイシーが一番聞きたくない声が背中に響いた。
逃げ出したのかと問いかけられ、レイシーは素直に答えた。
予防が肝心だという彼の答えに。ほっとする間もなくアンドレアキスの手がレイシーの頭に伸びた。レイシーは怒りと驚きのあまり、泣き出したいのを懸命にこらえた。

「どうしてこんなにきれいな髪なのにごてごて結い上げているんだい?子供が、わざわざ年増のふりをすることはないんだよ」

「子供なんかじゃないわ!」


冒頭の経緯。父親や継母の期待に応えなければと思いながらも、バージンの花嫁がほしいという彼の言葉に反発して、隣人の青年アランと駆け落ち騒動。結婚と同時に父が亡くなり、後を引き受けたトロイはレイシーだけをギリシアの島へ連れて行くが…

後半は、ギリシアの島で、彼の年の離れた15歳のサンフランシスコ育ちの野放途な妹の世話を頼まれたまま放置。寂しさの中で、写真家だという男が現れて、罠にはめられる展開。

部屋に水仙の花を飾りに来て、男の裸を見てびっくりした少女が、妖艶な女性となって現れる。そんな彼女の変化や内面の動きに興味を持ったヒーローなのだが、男性そのものを知らないレイシーの内面は大混乱ということ。
継母のホテルの部屋で拾ったカスフボタンと、彼の部屋で見つけたカスフ。その接点と継母の言動からいろいろと想像を膨らませてしまうのであります。
ヒロインの思考かかなりお子ちゃまで、ヒーローとの接触がかなり少ないが、今まで感じたこともなかった感情に振り回される乙女心が丁寧に描かれております。
良いロマ。

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