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緋色のシンデレラ エマ ダーシー
2016年07月02日 (土) 16:18 | 編集




緋色のシンデレラ (ハーレクイン文庫)
2016/5/28
緋色のシンデレラ (ハーレクイン・イマージュ)
2000/6
エマ ダーシー (著)

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緋色のシンデレラ 

エマ ダーシー

南米ボリビア、政変下のラパス。ツアーガイドのションテールは決断を迫られていた。多数の旅行客を町から避難させるにはバスが必要だ。そしてバスをすぐに用意できるのはルイスだけ。彼は南米で実権を握るマルティネス一族の後継者で、2年前に彼女の愛を踏みにじり、もてあそんだ男だった。頭を下げたくはないけれど、32人の命がかかっている。ションテールは意を決して彼の部屋のドアをノックした。かつて自分から彼のもとを去ったションテールだったが、今でもルイスを忘れられずにいた。まだ彼を求めていた。力を貸してほしいと頼む彼女に、ルイスは条件を出した。「もう一度君が僕を楽しませてくれるなら…」。
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copyright 1999
The Secret Mistress

軍事政権の混乱に巻き込まれ、脱出手段を探すションテールは、昔の恋人ルイスに助けを求める。ルイスは自分を捨てた女への復讐を考え…

動きの少ないエマ ダーシーの作品にしては、バスの脱出劇に、真夜中に現れる”緋色のドレスのシンデレラ”と、とても印象的なシーンの多い作品だった。
ただ、女性の細やかな心理面の描写が上手い作家ではあるが、脱出劇など緊迫した場面の描写が上手いかといわれると…そのあたりは横へ。

あらすじ
さすがのエルビラも、ボリビアでちょっとした騒乱が起きて、ルイスが婚約披露パーティーに出席できなるなることまでは計算していなかった。
避けようのない状況。
完璧な言い訳だ。
ボリビアは政権交代を求める動きで荒れに荒れていた。空港は閉鎖され、夜間外出禁止令が敷かれて、軍が街を制圧していた。
マルティネス一族とガヤルド一族の資力を統合させるという野心を持つ母は、兄が亡くなったあと、ルイスに矛先を向け、クラウディアとの婚約を推し進めてきたのだ。最大の野心を公表するのが遅れて、母親はきっと欲求不満に陥っているだろう。
ルイスは妻は自分で選ぶと言ったが、ほんとうのところは、もうどうでもよかった。緑色の瞳をしたションテールに弄ばれて、捨てられてからは。
なんとかして、ションテール・ライトの記憶を消し去りたい。彼女のせいで、自分にふさわしいだけの妻では満足できなくなっていた。肉体的、精神的な満足がほしい……。


冒頭の経緯。ションテールは、オーストラリア人旅行客相手のツアー会社を運営する兄アランを手伝い添乗していたが、ボリヴィア政権の混乱に巻き込まれてしまった。脱出したいと怯える客のために、アランはかつての友人ルイスに助けを求めるが、ルイスは交換にションテールとの交渉を求め…。

復讐同然に始まった一夜に傷つく彼女を突き放したルイスだが、彼女が感情のままに口走ったことで、過去の事実を知ることに。
ションテールは、ルイスの母の嘘にまんまとのせられたことを知り、彼を信じる前に、逃げ出したことを後悔。
ルイスも、母の計略を知ったことで、彼女を再び取り戻すために、自分の婚約発表の舞台に連れていくという展開。
何も知らされず、連れて行かれるヒロインの戸惑いに感情移入したいところなのだが、男性視点も多いので、感情移入しにくいという点はある。でも、捨てられるのではと怯えるルイスは萌えだった。
ドラマチックなロマンス。

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