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花冠の王国の花嫌い姫 長月遥
2016年07月24日 (日) 14:57 | 編集

花冠の王国の花嫌い姫 (ビーズログ文庫)
2016/3/14
長月 遥 (著)

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花冠の王国の花嫌い姫

長月 遥

『花冠の王国』と称される大国エスカ・トロネアの王女フローレンスは、重度の花アレルギー!常にくしゃみ鼻水が止まらず、淑女にあるまじき鼻の下(以下略)。そんな彼女に、人生の転機が!!北の辺境国ラハ・ラドマ、イスカ王子との婚約話だ。アレルギーが出ない不毛の地こそ我が楽園と浮かれるフローレンスだが、イスカにとっては、なぜ大国の姫がと不審でしかなく!?第17回えんため大賞奨励賞受賞作。
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花の溢れる国に生まれながら花粉症の王女フローレンスは、花のない北の国に憧れ、結婚という形で逃げ出すことにしたが…。

大国の公女らしく処世に長けた人物で、政治的な側面や人の裏などから物事を判断できる機転のきくヒロインです。そんな彼女が恐れるのは、花粉症であることが人にバレること。妖艶な雰囲気の彼に圧倒されながらも、正直者揃いの北の辺境国ラハ・ラドマのために奔走しながら、次第に彼の人柄に惹かれていく家庭が可愛らしいお話だった。
王子は、中身は気のいい田舎青年なのに、美貌との組み合わせで無自覚なタラシとである、ちょっと残念感の漂う愛嬌のある人物。
ラブは薄めだが、スッキリした読後感。
読み切りかと思いきや、続刊でました。
次の巻ではじわじわといい男に感じてくるようなので、楽しみにしております。

あらすじ
「ああ……!なんて、なんて素敵な景色なの!」
雪。雪。雪だ。本当にそれしかない。
母国エスカ・トロネアに溢れる花から逃げ出すためにこまめに手紙を送り、待ちに待った求婚に両手をあげて承諾した。
生まれてこのかた、鼻水のために引きこもってきたフローレンスだが、ついに人前に出られる  なんと甘美な響きだろう!
だが、到着すると花のアーチに花束!
とっさに病弱レッテルを使い回避したものの、お詫びがてら、いささか急な結婚の申し込みのわけを問うと…。

次に浮かんだのは、直前の話とは何の関係もない彼の噂話。
いわく、イスカの声と瞳には、魔性が宿っているのだと。
  怖い!

「貴女に応えただけの俺に、真意を問うのか?」

「貴女こそ、なぜ俺を選んだ?」


冒頭の経緯。お互いに何の目的で結婚を決めたのか、疑心暗鬼。だが、氷の価格をめぐって争う構えを見せる隣国シェイル・コーレスの王女クラウディア(海蛇姫)の突然の訪問で、人のいいイスカはフローレンスに手の内を晒すことに。
初顔合わせの時とは違う彼の素朴で正直者な一面に、フィローラルも心を開き始め…

鼻水のために淑女として出られず、人の役に立てないことを悔しくヒロインが、北の国で生き生きとしている様が可愛らしいお話だった。
オーソドックスな展開だけれど、国同士の利害をめぐっての理詰めの駆け引きが練られていて面白かった。イスカとフローレンスのこそばゆい感じは楽しかったが、もう少し乙女らしい胸キュンがあると、嬉しかったナ。
監視に不向きな人材の侍女ジゼルや、軍人あがりの侍従アルフルード、外見はさわやか紳士の兄セリスなど、クセのある脇キャラの今後に期待。
半年の婚約期間ということで、無事結婚できるのか、気になる。

B's LOG文庫 読了一覧

2巻目も好評です。
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