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運命の砂漠で ヴァイオレット ウィンズピア
2016年07月29日 (金) 15:24 | 編集

運命の砂漠で (ハーレクイン・イマージュ)
2013/8/9
ヴァイオレット ウィンズピア (著)

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運命の砂漠で 

ヴァイオレット ウィンズピア

成り上がり者の祖父に育てられたグレースは、命じられるまま、貧しい貴族トニー・ワイルド卿の妻となった。結婚しても指一本触れない夫に秘かに安堵したものの、財産を狙い、妻を亡き者にしようとする彼の企みなど知る由もなく、連れ出された砂漠の旅に、無邪気な心を躍らせていた。砂漠の案内人だという謎めいた男の、不遜な視線が気になったが……。はたして陰謀は実行され、砂嵐の中ひとり残された彼女を救ったのは、あろうことか、あの不遜な案内人カーリム・ハーンだった。グレースはそのままカーリムにさらわれると、抵抗もむなしく、“ざくろの宮殿"と呼ばれる彼の住処へと連れ去られてしまう。(I2288)
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copyright 1974
Palace of The Pomegranate

1974年ロマンス黎明期の作家の作品。
時代がかった古風な雰囲気のエキゾチックなシークものです。
ヒロインは気が強くかなりじれったい展開ではありますが、大人の女性になる過渡期の葛藤が丁寧に描かれます。おとぎ話めいて時代を超越して感じる作品。

あらすじ
両親を亡くしたグレースは祖父に引き取られ、期待どおりに結婚するのが自分の義務だと思い込んできた。だが彼女は式の夜、突如として相手を拒んだ。あの夜から3ヶ月たつ。結婚後、グレースが唯一楽しみにしていたのは、この砂漠への旅だった。グレースが中東を旅するのは、これが初めてではなかった。19歳のとき、祖父に連れられて世界中を旅行したが、そのおりに砂漠の古都シーラーズにも立ち寄り、名家の息子の結婚式にも客として出席したのだ。
抜け出した先の中庭、そこでどこからかオペラ<運命の力>のアリアを歌う男の声が聞こえてきたのだ。もちろん、彼がペルシャ人であるからには、本当に運命を信じているのだろう。
あの時の歌い手はペルシャ人だと確信していた…

砂漠での旅が始まり、グレースは旅を喜びながらも夫トニーとの仲や虚飾に満ちた世界に嫌悪を覚えた。
尊大な態度の砂漠の案内人カーリムに当たり散らすように召使い扱いしながらも、彼に畏怖を覚える。
だが、砂嵐が来るという彼の言葉を受け流し出発を強行した結果、トニーは嵐の中を無謀にも逃げ出した。
パニックに陥るグレースを止めたのは、”僕の部族”を率いるカーリムだ。
ガイドのふりをしていたなんて、彼は何者なの?筋がとおらない  

「人生に筋が通ることが何かあるのかな? なぜきみはふたたびこの地へやってきたんだ?」


冒頭の経緯。夫トニーは亡くなり、砂漠で保護者を失ったグレースの身柄を、カーリムが預かると勝手に決められてしまった。砂漠では保護した男が夫と同じ権利を持つと主張する彼の言葉に、とらわれたグレースは反発し、逃げ出そうとするが…。

後半は、カーリムとの砂漠の旅。かなりのじゃじゃ馬なヒロインで、無鉄砲な行動をするたびに凹む子なのだ。
名前だけの妻だったと知ったカーリムは積極的な誘惑を止め、柘榴の宮殿に到着後は、距離を置かれてしまって、一人悶々と悩む展開。
なので、もう少しいい雰囲気になりそうでならないまま、ラストまでジリジリ。
昨今のハーレを読みなれていると物足りなさもありだが、古き良きロマは好きだ。


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