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メイドを拾った億万長者 キャロル マリネッリ
2016年08月02日 (火) 16:02 | 編集

メイドを拾った億万長者 (ハーレクイン・ロマンス)
2016/4/26
キャロル マリネッリ (著),

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メイドを拾った億万長者 

キャロル マリネッリ

決して甘美な再会を望んだわけではない。でもこれは酷すぎる。メイドのベラは朝食を運んだスイートルームで凍りついた。マッテオが女性とベッドにいる!5年前に別れた恋人が…。故郷のシチリアを出た彼は、今や実業家として名を轟かせている。ベラが働くこのホテルも彼が買収するらしいと、もっぱらの噂だ。18歳のあの日、どんな気持ちでベラが純潔を捧げたのか、なぜ一緒に行かなかったのか、マッテオは知る由もないだろう。動揺のあまり、ベラはトレーの料理をすべてぶちまけてしまうが、すぐに飛び起きた彼に鋭く睨みつけられ、責め立てられて…。(R3156)
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copyright 2015
His Sicilian Cinderella

メイドが愛した億万長者」関連作品。
小さな村は男によって牛耳られ、そこから抜け出すことなど若い二人には不可能に近かった。
そんな非情な運命から抜け出すために足掻いた結果、すれ違ってしまった二人のロマンスを描く。
こちらの作品は、単品で楽しめないこともないが、前の作品を読んでおくと村の状態が理解しやすく、入り込みやすいと思う。過去の回想が多いことが気になったが、ドラマチックな恋人達の半生が印象的なお話。

あらすじ
「ぼくと一緒に来るのか?」

高校を出たばかりの二人は、人生の岐路に立たされていた。この街を牛耳るマルヴェリオの思惑通り、このままこの街にとどまれば、マッテオ腹心の部下として殺人をする羽目に、そしてベラは母のように身を売り続けることに…。
運命のあの日、ベラはマルヴェリオかマッテオかどちらかに身を捧げるしかなかった。ベラはマッテオに頬を打たれながらも純潔を捧げ、二人は街を出る約束をした。

「ぼくは殺人犯にはなりたくない。自分らしく正直に生きたい。うしろめたい過去は背負いたくない。きみの過去のせいでぼくの人生に傷がつくのもいやだ」
ベラは本当に来るだろうか?
彼は確信が持てず、これが最後のチャンスだと強調した
「一度でも身を売れば、一生娼婦の烙印をおされて…」


もう間に合わない。
ベラは涙をこらえ、母の手をぎゅっと握っていた。
逃げるチャンスを失った。今ごろ空港でマッテオはわたしたちを待っているだろう。


冒頭の経緯。ソフィーが街を牛耳っていたマルヴェリオの息子ルカと再会する。そのためにベラは得意の裁縫でソフィーのためのドレスを作り、友人の成功を祈って送り出した。だがそれは、ルカとともにマッテオも来るということで…。
マッテオは自身の成功に見合う結婚を考え始めていた。だが、ソフィーの登場でベラの存在を夢の中でまで意識する。過去の拙いベラの行為を夢現つに感じていると、冷水を浴びせられた。
ホテルのメイドをしているベラが、恋人との行為の真っ最中の彼にアイスバスケットの水をぶちまけたのだ。
怒りくるう恋人は、ベラの仕事をクビにすると息巻くが…。

ソフィーやベラの行動に裏があると思い込むマッテオだが、ベラが仕事をなくすことまで望んではいない。それがきっかけで恋人とは別れたものの別れたことを秘密にしたまま、ベラと再び対峙することに。ソフィーとルカの結婚式に花婿付き添人として参列し、彼女を求め始めすが、ベラは村から出るために辛い過去を背負っているという展開。
その過程で、過去を回想しながら、ベラの頬の打たれた跡についてや、当時の二人の置かれた状況などが描かれる。
前の巻がかなり重いお話だっただけに、こちらは悲壮感は少ないが、身を粉にして前の巻のヒロインに献身する姿や、汚れたように感じる彼女の心中が、切なくて良いロマだった。

海外ロマンス 読了一覧



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