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アラビアンナイトの夢 アビー グリーン
2016年07月20日 (水) 18:25 | 編集

アラビアンナイトの夢 (ハーレクイン・ロマンス)
2012/8/10
アビー グリーン (著)

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アラビアンナイトの夢 

アビー グリーン

「王女である君が、どうして政略結婚を避けられると思うんだ?」サミアはサディクの言葉に耳を疑った。思いもよらないことだった。サディクは大国アル・オマールのスルタン。彼女は隣国の王女。確かに二人が結婚すれば、双方の国にとって大きな利益にはなるだろう。でも、こんな求婚の仕方があるだろうか?まるで何かの取引のようだ。彼にとって世継ぎをもうけるための“政略結婚”と愛人との関係は別。美女を選んでは捨てるプレイボーイぶりは、誰もが知っている…。だがサミアは、今とはまったく違う彼の孤独な姿も目撃していた。あのときサディクはうなだれ、心の痛みが手に取るように伝わってきた。あれが誰も知らない彼の素顔だとしたら…。サミアは返事を迷った。(R2765)
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copyright 2011
The Sultan's Choice

継母にいじめられ自分に自信を失くしてしまったプリンセスに、自信をあたえてくれる素敵なシークとのロマです。とはいえ、シークも心に傷を抱え、自分をさらけ出すことを恐れており、彼女に強烈に惹かれる気持ちに戸惑いまくりです。
オーソドックスな展開ながらも作者らしい丁寧な心の動きと、男女間のパワーバランスが良いです。鬼展開は控えめで、パンチは足りないかもしれないが、素直になれない優しいヒーローが素敵ロマ。
「シークと結ぶ初恋」関連作。

あらすじ
「僕は彼女の容姿についてはどうでもいいんだ、アディル。彼女と結婚するのは、アル・オマールの王妃たるにふさわしい数々の理由があるからだ」

中東の王国アル・オマールのスルタンに呼ばれ、彼のロンドンの屋敷を訪ねて、隣室で待たされていたサミアは彼の心無い言葉に傷ついた。彼は乗り気なだけでなく、当然のように彼女も同意すると決めてかかっているようだ。
スルタンとは一度だけ、アル・オマールで開かれた彼の誕生パーティーで会ったことがある。逃げこんだ先の図書室で、盗み見てしまった孤独な彼の側面と、そのあとの気まずい出来事…。

「僕に必要なのは、それをさらに補強してくれる妻だ」

要するに彼がふだんつきあっている女性たちと私とでは、天と地の開きがあるというわけね。言われなくてもわかっているわ。結婚なんてお断りよ。
なのに、彼を前にしてサミアの心臓が大きく鼓動した。なんて素敵なのだろう。それに引き換え、私自身はなんと色あせて地味なことだろう。


冒頭の経緯。彼女が断るなどと微塵も考えていなかったサディクだが、彼女の返事はノーだった。彼女の国の財政状況を考えれば有利な条件だと説き伏せる。サミアは、母を亡くした父の惨めな状況と、後妻との関係から結婚に否定的なうえに社交的ではなく、子供の頃は吃音があり、極度のあがり症だったことで、自分に自信がない。
だが、彼との会話で打ち解けたことで、結婚を承諾し…。

自分を鏡でみることもできない彼女を励まし向き合わせることで、二人は惹かれあい始める。ハネムーンではサディクと親密になりはじめたが、彼女は政略結婚であることを彼に思い出させてしまった結果、距離を置く関係に…という展開。
砂漠のドライブはうっとりね。
後半は、彼の方が自分をさらけ出してしまったことに怯えて殻にこもってます。困ったさん。
ラストの彼の素直な言葉は、恥ずかしくて痒いけど嬉しいわね。


アビー・グリーン 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧

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