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恋という名の罰  アビー グリーン
2016年08月12日 (金) 12:14 | 編集

恋という名の罰 (ハーレクイン・ロマンス)
2010/11
アビー グリーン (著),

--楽天---





恋という名の罰  

アビー グリーン

アリシアは車の中から、抱き合う男女を見つめていた。ここは贅沢な避暑地として名高いイタリアのコモ湖のほとり。彼女は世界的な大富豪ダンテを追いかけてやってきた。ダンテに捨てられたらしい妹は、事故にあって今も意識不明だ。絶対にあの男には責任を取ってもらわなくては。その思いが、アリシアを大胆な行動に走らせた。記者とカメラマンを連れ、ダンテの屋敷に押しかけたのだ。しかし、ダンテはアリシアの予想を超える男性だった。いきなり彼女を引き寄せたかと思うと唇を奪い、カメラのフラッシュが光る前で、新しい恋人だと発表して…。(R2559)
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copyright 2008
The Mediterranean billionaire's blackmail bargain

妹を妊娠させたのはダンテだと思い込み、彼と接触するために無謀にも記者を連れてきて彼のプライベートに侵入してしまったけれど、彼は逆手にとりアリシアをキスで封じてありもしない話をでっち上げ…

かなりの鬼ロマです。
気の強い暴走娘ですが、次第に彼女がアフリアにいた理由や、傷ついた過去などが明らかに。一方で、ヒーローのダンテも、女性に酷い騙され方をした人物で、簡単にはアリシアを信じるわけもないダーリンなのです。
傷ついても簡単にめげないうえに常に人の役にたとうとしてしまう人の良いヒロインが可愛い。

あらすじ
”妹のおなかの子の父親のくせに、責任も果たさず逃げるつもりなら、こちらにも考えがあるわ”
でたらめな話だ。罠にはめようとする女はいくらでもいるから。彼女も同類なのだろう。
コモ湖のプライベートな別荘にまで記者を連れて押しかけて来るくらいだから、何か取引の材料があるのだろう。ここで下手に騒がれてはまずい。
彼女を黙らせなければ。

「この人のせいで  

ふいに口をふさがれた。冷たく力強い唇を押し付けられて、アリシアは目の前が真っ暗になり、方向感覚を奪われた。
その後、アリシアは彼の屋敷に監禁されたが、翌日妹の待つ病院へ彼とともに旅立った。
妹はダンテと話をするために彼のところに向かう途中で事故にあったのだ。だから、彼が子供の父親だと思い込んだのだが、意識を取り戻した妹のそばには、ダンテの弟パオロがおり、パオロが父親だと説明された。
彼に謝ったものの、アリシアはまともに考えられなかった。衝撃的な出来事が重なり、疲れ切っていた。アフリカではいろいろあっても泣かなかったのに…。
すると力強い手が彼女の腕をつかみ、振り返らせた。たくましくい腕に抱かれた感触があまりにやさしくて心地よく、彼女はいつまでも泣き続けた。

泣く女を抱きしめるなんて、初めてだ。
欲望のせいだ。


冒頭の経緯。記事にアリシアとダンテの恋人説が出てしまったことで、ダンテは重要な会議のために、ホステスとして出て欲しいと提案する。家族を大切にする取引相手に真面目に交際している女性がいるということをアピールするためだ。
妹の治療費のこともある…。

というわけで、イタリアで恋人ごっこ。
彼女がいい人だと感じるたびに、何度も何度も”彼女に騙されるな”と自分に言い聞かせるのです。ラストまでしつこいくらいに、妄執と言ってもいいくらいに。
それは、騙されたというレベルではなく、詐欺という犯罪だぉ。悔しかったろうナ。それにしたって、まったく面倒くさい男。でも、最後の最後に出てきた弟君の成長が嬉しいね。
彼女から別れを切り出されてジタバタしてくれる彼の心中は、楽しい。とても楽しい。

鬼ロマだよ。おばかダーリンだよ。
でもいいの好きなの。

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