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赤い靴に導かれて オリヴィア ドレイク
2016年08月08日 (月) 18:03 | 編集

赤い靴に導かれて (ライムブックス)
2015/7/10
オリヴィア ドレイク (著), Olivia Drake (原著),

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赤い靴に導かれて

オリヴィア ドレイク

貴族令嬢でありながら、伯爵である伯父の屋敷で使用人同然の不遇な毎日を送るエリーは、ある日、いとこの付き添いで社交界の花形レディ・ミルフォードを訪ねた。そこで美しい赤い靴を贈られた彼女は、幸運にとまどいながらも胸を躍らせる。ところが、社交シーズンが始まる前に、エリーは突然“悪魔の王子”の異名を持つダミアンに、孤島の城へとさらわれてしまった。まもなく誘拐は人違いだったとわかったものの、一歩も外に出られない悪天候が続き、ロンドンには帰れない。閉ざされた城の暮らしの中で、エリーに細やかな心配りを見せるダミアン。世間の評判とは違う彼の素顔にふれ、誘拐を企てた理由や秘めた孤独を知るうちに、エリーは次第にダミアンに惹かれていく。そして嵐がやんだ朝、突然レディ・ミルフォードが城を訪ねてきて…。
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copyright 2014
Abducted By A Prince

赤い靴シリーズの三作目です。
物語の登場人物は、靴の主であるレディ・ミルフォード以外絡まないので、単品で楽しめます。
三作目にしてようやくレディ・ミルフォードの背景にも言及されており、物語のひねりも効いていて、この巻はおもしろかった。
シリーズを通して読むと味のある作風だと感じる。

あらすじ
イートン校の同窓生たちとは対象的に、ダミアンは何もないところからの出発だった。自分の才覚だけを頼りに財を築いてきた。賭博クラブ<悪魔の巣窟>で今や彼らにそのつけを払わせることができるのだ。
とくにこの男には、たっぷりとつけを払ってもらう。
イートン校時代、貴族の子弟とは違う給費生だったダミアンはいじめられた。ウォルトから出生の証である鍵を奪われ、十五年後の今、それを取り返すためにウォルトを破滅の淵に立たせている。

「金を返せないというのなら、別の方法を考えてもいい」

エリーの母は幼い頃に亡くなり、父は賭け事で負債を抱えたまま亡くなった。エリーは、伯父の伯爵に使用人同然の扱いを受け、肩身の狭い思いをしてきた。
伯父の娘ベアトリスの社交デビューを前に、いとこに付き添いレディ・ミルフォードを訪ねることに。
不躾にも独身の公爵を紹介してほしいというためだ。あまりの無作法な振る舞いに、エリーは身の縮む思いをしたが、そんなエリーにレディ・ミルフォードは美しい赤い靴を渡した。
それにしても、なぜわたしは初めて知り合った人から施しを受けたのかしら?
帰り際、黒ずくめの男がいることに気づいた。
男は熱心にベアトリスを見つめている。だけど、あの男は誰か知り合いを待っているに違いない。ベアトリスを見ていたのも、単なる好奇心からだろう。
ハンサムな青年ローランド卿に話しかけられ、楽しそうにいちゃつくベアトリスの移り気に呆れながら、エリーはある結論に達した。わたしは売れ残りのオールドミスでよかった。大勢の男性の気を引かなければならないなんて、ぞっとする。
わたしには結婚よりも、はるかに大事な計画があるのだから。


冒頭の経緯。レディ・ミルフォードの提案で、背格好の似たエリーはベアトリスの代わりに仕立屋へ行くことになった。ところが、その帰り際に何者かに誘拐され、孤島に閉じ込められてしまった。
男は賭博クラブの経営者・ダミアンで、ウォルトに取られた鍵を取り戻すために、妹を誘拐するつもりだったという。なんとか人違いだと理解してもらえたものの、エリーはぱっとしない容姿だと指摘された上に付添婦は20歳も年上だと思われていたことに傷つく。
誘拐されたのがエリーだと、伯父一家は助けてくれるどころか、噂を鎮めるために無関係を決め込むだろう。ダミアンにはエリーの人生を破滅させる権利はないはずだ。夢は間近だったのに…。

というわけで、絶海の孤島でダミアンとエリーの微妙なバランスの展開。アホなことをしてしまった自分を呪っているヒーローだが、状況にうろたえずにいる彼女に興味を感じ、絵本作家を夢見るヒロインを応援してしまうのだ。
だが、ヒーローには他にも6歳の娘という秘密があって、いろいろやらかしているお茶目さん。脇役の使用人の仲良し夫婦などとのほのぼのしたやり取りが微笑ましい。

後半は、島に登場した思わぬ人物の登場で、結婚の展開。そして、彼は何者なのか…というラストへ。
伯父一家が身勝手だっただけに、すっきりするラストだった。

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