本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
愛の形見を胸に マーガレット ウェイ
2016年09月07日 (水) 14:23 | 編集



愛の形見を胸に (ハーレクイン文庫)
(ハーレクイン文庫)2016/8/24
愛の形見を胸に ハーレクイン・ロマンス1999/6
マーガレット ウェイ、 井上 京子


愛の形見を胸に 

マーガレット ウェイ

幼いころに両親を亡くしたセリーンは、祖父母の屋敷で育てられた。祖父ジェラルドは友人とともに土地開発の会社をおこし、その友人の孫息子であるガイを会社の後継者とみなしていた。鋭いビジネス感覚を持ったガイはたちまち社内で頭角を現し、そんなガイを、祖父はお気に入りの孫娘セリーンと婚約させた。セリーンは心からガイのことが好きだった。しかし、ずば抜けて優秀な彼に自分はふさわしくないと思い、婚約を一方的に解消して祖父の家を飛びだしてしまう。そして三年後、自立して生活する彼女のもとに祖父の訃報が届いた。故郷に帰ったセリーンを出迎えたのは、独身を通していたガイだった。二人の仲を裂こうとする悪意ある者の存在も知らぬげに、セリーンの胸元には、今も婚約指輪がチェーンの先で揺れていた。(R1495)
----------------------
copyright 1995
Once Burned

マーガレット ウェイはオーストラリアを舞台としたハーレクイン黎明期からの作家さんで、作品数も相当な数があります…が短編以外、わたくしは初読。
今後文庫になったら読む機会も増えると思う。

素直に人を信じてしまうがゆえに、信じるべき人を信じられず、嘘に騙されてしまうヒロインなのであります。ヒーローの優しい面ばかりを見てきた子供っぽさからの成長です。
ちょっぴしアイタタなヒロインですが、良きロマ。

あらすじ
セリーンの祖父ジェラルドとガイの祖父サー・リュウは終生の友であり仕事上のパートナーだった。ガイの父の死と息子の死によって打ちのめされたサー・リュウの死によって、祖父ジェラルドはガイを指導し、すぐれた才能を伸ばした。彼はすぐれた建築家であると同時に、するどいビジネス感覚を持った抜け目ない現実主義者でもあった。
ガイを溺愛する祖父は、セリーンとの婚約を決めたが、19歳のセリーンには、そんな飛び抜けた青年に太刀打ちできる自信などなかった。彼女にわかっているのは、ただガイを愛しているということだけで、それが皮肉にも事態をいっそう悪くしてしまった。
セリーンの内心の不安や自信のなさをはっきり口にしたのは、世慣れた年上のいとこ、アシュリーだった。
それから三年、祖父やガイのもとから逃げ出し、セリーンはホテルでピアノを弾き、やがてはホテルの広報宣伝担当の個人秘書にまでなった。
祖父の死で帰郷した”逃亡した跡取り娘”のセリーンを空港で待っていたのは、ガイだった。

「わたしはいつも、あなたに最高の人生を願っていたのよ」

「きみは実に巧妙なやり方でそれを立証してくれたよ」


冒頭の経緯。ガイへの想いから、婚約指輪をチェーンにかけ胸にしまっていたことを彼に知られてしまったけれど、彼は皮肉な笑みを浮かべる。
幼くして両親を亡くしたセリーンをかばいいつも味方だった従妹のアシュリーは、遠く離れて孤独な時も連絡をとってくれていた。ところが、アシュリーの嘘を次第に理解する羽目に。祖母に送っていたプレゼントも届いておらず…。
そして、祖父の死によって、遺産は分割されることになるが、ガイの取り分に不平をこぼす親族は多く、とくにアシュリーの父は強欲で…

成長によって、自分の立ち位置が見えてきたことで、一族の経営に加わりたいと願うように。その中で、彼女に言い寄る従弟を気遣ったり、アシュリーの思惑などが見えてくる展開。
嘘つきアシュリーにこだわってしまう思考が面倒くさい子だが、見守ってあげてくれ。

ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク