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翼をもがれて マーガレット・ローム
2016年09月10日 (土) 17:40 | 編集

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翼をもがれて (ハーレクイン・セレクト)2016/7/15
翼をもがれて (1980年) (ハーレクイン・ロマンス)
1980/4
マーガレット・ローム (著), 石川 妙子 (翻訳)

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翼をもがれて

マーガレット・ローム

実業界の大立て者エドガー・サザンは、妻の死後読書好きのおとなしい娘リネットを社交の場に引っ張り出そうともくろんだ。上流社会のマナーを教えこむために没落した貴族の娘マールが家庭教師についたが、リネットにとって彼女との数カ月は屈辱的だった。その後マナーもセンスもマールを超えたリネットは寄宿学校時代の唯一の親友に再会、その兄極楽島の海賊と呼ばれるルイスを紹介された。(R34)
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copyright 1980(Tokyo)
Bird of Paradais

ハーレクイン黎明期の作品。
浮かれ騒ぐ若者たちに無理に合わせているリネットなのだが、本当は古風な考えの持ち主。
そんな彼女が、本当の自分を認めて戻りたいと願うのだが、なかなかそうはいかないというロマ。
何をしているのやら…、とツッコミがいがある鬼ロマ。
初版の表紙のダーリンはかなり渋い人物なのだが、行動は少年。邦訳ではセリフが優しげで王子様系で、ちょっと違和感があった。

あらすじ
成り上がりの父エドガー・サザンは、リネットを学校に入れた甲斐もなく、妻と同じようにホステス役もこなせないほど内気ことに憤り、リネットは父を喜ばせられないことに沈んだ。
すると突然エドガーは娘の同級生の貴族の娘マールを教師にしてマナーを学ばせると言い出した。
マールは友人たちと豪遊しながらリネットを利用したが、リネットは変わった。仲間の服装や癖まで上手に自分のものにしてしまった。
リネットの父の財産目当てのビンズやマールの手前、その夜も心にもないことを言い放ってしまった。

「私ね、結婚するときは1ヶ月の試験期間をおくつもり。絶対に!」

眉をひそめる周囲の中で、苦々しげな顔つきの男に気づいた。
その後、女性の注目を集めるその男が”海賊”と呼ばれる侯爵だと教えられた。
マールが「いちころにやられちゃうわよ!」皮肉を放った。いつもは受け流すリネットだったが、このときは腹がたった。
マールに目をすえて思わず言ってしまった。

「パラディ侯爵って、その名のとおり芝居がかっていると思うわ。買いかぶりもいいところよ。なんにもしらない島民がぺこぺこしているもんで偉そうに見えるだけ。服従しなかったらむちで打つんじゃないかしら。あんな男と結婚したがる女がいるとしたら、まったく同情にあたいするわ」


冒頭の経緯。その後、大騒ぎをして店から追い出されそうになったが、突然学生時代の親友ビビアンヌに呼び止められ、再会を喜び合った。そして、友人から婚約者と兄を紹介された。その兄が先ほど嘲ってしまったパラディ侯爵・ルイスで…。

リネットは親友の屋敷に招待されるが、ルイスに騙されるように無人島へ拉致されてしまう。無人島で侯爵としての自分を解放することを教えてくれた彼は、気軽な関係をリネットに求めるが、リネットは皮肉で返し…。
無人島での二人にもう少し期待していたのだが、ヒーローの無邪気すぎる少年らしい言動が微妙に違和感なうえに、ヒロインの態度が可愛くないので、遠い目になる。
とはいえ、友人宅での古風な貴婦人に囲まれての穏やかなひと時や、その後の、喧嘩別れしたはずのマールの再登場と荒れる修羅場は面白かった。

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