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月をくれた伯爵 ジュリア クイン
2016年09月17日 (土) 00:16 | 編集

月をくれた伯爵 (MIRA文庫)
2016/3/10
ジュリア クイン (著), 山本 泉 (翻訳)

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月をくれた伯爵 

ジュリア クイン

17歳の牧師の娘ヴィクトリアは、ある日、村で美しい青年に微笑みかけられ、ひと目で恋に落ちた。彼の名はロバート。領主の息子で爵位を持つ彼は信じられないことにヴィクトリアに愛を囁き、結婚を約束する―だがふたりの恋は身分違い。駆け落ちの夜に彼女は父親に閉じこめられ、翌日、真実を知らされた。ロバートは彼女と結婚する気など毛頭なく、ロンドンへ発ったと。打ちのめされたヴィクトリアは家を出て家庭教師となり、辛いながらも平穏な生活を手に入れた。7年後ロバートが屋敷の客として現れ、彼女を睨みつけるまでは。
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Everything and The Moon

はじめに言っておきます。
かなりおバカでお調子者のダーリンです。
でも、素直でまっすぐな憎めない良い男です。
前半は、引き裂かれる若い二人や、再開後の誤解からのヒロインの境遇は、かなりの鬼展開のロマです。
ところが、後半はがらりと雰囲気が変わって、そんなヒーローの言動や地位に反発せずにはいられない気の強いヒロインとの、ほのぼのコメディーとなっており、ストーリーよりは掛け合い重視なお話です。
ヒーローに王子様度を求めると方向性が違うのでご注意。
アップテンポなので、一気に引き込まれて楽しく読了。

あらすじ
ロバートは17歳のヴィクトリアを一目見た瞬間から恋に落ちたことを自覚した。「ぼくの心は生まれたときからずっときみに会う日を待ちつづけていたんだ」
出会って10分でヴィクトリアに将来を誓ったロバートは、夜半に彼女を誘い出し、星空の下で求愛した。

「うんと幸せにするよ。きっとだ。きみにすべてをあげたい」

「なら、月が欲しいわ!」

「すべてをあげるし、月もあげるよ」

それから2ヶ月後、ロバートは結婚の意思を侯爵である父に伝えたが、娘は財産と権力目当てだとにべもなくはねつけられ廃嫡までほのめかされる。
一方、ヴィクトリアも厳格な牧師である父にロバートに求愛されたことを伝えたが、父は猛反対されたしまった。
彼は伯爵で、いずれは侯爵になるのだと。

おまえをものにしたあげくに捨てるのが落ちだ  


冒頭の経緯。駆け落ちを計画したものの、ヴィクトリアは家に閉じ込められ、お互いは誤解を抱いたまま離別することに。
7年後、必死に家庭教師という職にしがみつくヴィクトリアは、客として現れたロバートと再開するが…。

再開したとたんに彼女をものにしたくて、友情と誘惑でしつこく迫る面倒くさい男ロバートです。
当時の状況を一方的に考えて彼女を蔑むだけに、後味の悪い展開と再びの離別へ。
後半は、誤解したことを自覚し彼女の愛を取り戻し結婚するために、あの手この手という展開なのだが、気持ち的には中盤で話が終わったように感じなくもない。
中盤以降は、彼の自惚れた部分をどれだけ凹ませるか…彼がどれだけ苦しむのかが見所ではあるのだが、探している間は苦しんだんだぞ!と言いたい放題の態度の面倒くさい男侯爵様なのです。とはいえ、彼女の怒りを受け流すロバートの飄々とした態度はちょっと笑ってしまった。
だって、念願の自立と手に職であんなにサバサバして吹っ切れているのに、今更よね!というわけで、わざとじゃないけどひざ蹴りなども、いい気味的な…w

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