本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
手なずけられた花嫁 スーザン・フォックス
2016年09月25日 (日) 15:21 | 編集


手なずけられた花嫁 (ハーレクイン文庫)2015/7/23
手なずけられた花嫁 ハーレクイン・イマージュ
2000/9
スーザン・フォックス (著), 三好 陽子 (翻訳)

---楽天---




手なずけられた花嫁 

スーザン・フォックス

「シートベルトをつけて、しっかりつかまっているんだ!」セスナ機の助手席で、浅い眠りから覚めたマディーは、操縦桿を握るリンクの緊迫した声に、身をこわばらせた。窓の外には鬱蒼とした森林がすぐそこまで迫っている。何か起きたのだろう? 墜落するのだろうか? 母に会うため、アスペンへと向かっていたマディーは、リンクのセスナ機に無理を言って同乗させてもらっていた。どうしても母に会いたいのに……。不意に期待が大きく揺れる。マディーは、懸命に操縦を続けるリンクに目をやった。私はここで死ぬのだろうか? 機体が急降下し草地が目に入ったのを最後に、彼女は意識を失った。(I1377)
---------------------
copyright 1999
To Tame a Bride

母親や祖母から愛されずに育ち、認めて欲しい一心から世を拗ねるように高慢な女性に成長してしまったマディー。そんな彼女の子供の頃の内気な少女時代を知るリンクは放っておけずに、彼女から頼まれたフライトに合意するが…

ヒロインになれなくてのスピンオフ。
飛行機が墜落しての遭難ものです。
はたして、リンクは彼女の本来の姿を取り戻すことができるのか?
ひどく高飛車な娘ですが、根は傷つきやすい子。母との再開のチャンスを逃したことへの落胆が不憫。リンクの傍若無人にも見える態度に反発したくなりますが、根性を見せて頑張るマディーを応援したくなるお話で、とても良いロマです。
スーザン・フォックスのヒロインにしては、かなり気が強いヒロインですが、ヒロインの繊細な内面の描写はさすがなのであります。

あらすじ
マディソン・セント・ジョンは母からの電話で再婚を告げられ、新しい家族に招待をうけた。希望と興奮で胸が苦しくなる。母が招待してくれたことなど一度もなかった。
母に捨てられ、祖母は気むずかしく、マディは醜いあひるの子であることを自覚していた。そんな子供時代に、同じような境遇のケイトリンと友情を育んだが、マディの初恋であり、唯一愛してくれたボウの死をきっかけにケイトリンとの友情は終わった。いつかはケイトリンを許せるのだろうか?
ともかく、マディは悩みぬいた末に12年3ヶ月ぶりに母と会うことに決めた。
だが、飛行機を飛ばせないと断られ、仕方なく無作法者の金持ちリンカン・コリエルに頭をさげるしかなくなり…

コールター・シティに君臨する王女、マディソン・セント・ジョンは明らかにノーという言葉を理解するのに苦労しているようだ。ミス・セント・ジョンはせいぜい23歳くらいだろうが、その二倍も年を取ったような気難しい女のように、冷たい傲慢な目で世の中を見ている。
トムに逃げられたマディはリンクの後を追い、「どうしてもアスペンに着くことが重要なんです」と頼みはじめたが…。

「しかし、ふつうは、へりくだって”どうか、お願いします”と言うものだが、どうやらその言葉を使うほど切羽詰まってはいないようだ」


冒頭の経緯。セスナが墜落し、森の中を彷徨うことになったが、母に会う機会は絶望的になった。しかも、リンクは森の中でもちょっとした冒険くらいに考えているようで、マディの態度に容赦がない。
この男は間違いなく原始人だ。

というわけで、森を脱出するまでの冒険劇です。境遇は親のせいかもしれないけれど、生き方は自分で決めるものだものね。いやな女だったことを反省してからのマディはとても可愛らしいです。
冒険が終わった後、彼女から距離を置いてしまったリンクに対しての切ない思いと反発心がキュンなのであります。
前の巻が重かっただけに、楽しいロマで嬉。

スーザン・フォックス 読了一覧

海外ロマンス 読了一覧




ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク