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初恋の紳士 アン アシュリー
2016年10月08日 (土) 19:39 | 編集

初恋の紳士 (ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル)2016/9/29
初恋の紳士 (ハーレクイン・ヒストリカル・ロマンス)
2005/3
アン アシュリー (著), Anne Ashley (原著), 古沢 絵里 (翻訳)

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初恋の紳士 

アン アシュリー

ミーガンはこの道を足繁く通ったことを思い出していた。かつて、初恋の相手クリスチャンを思って心を躍らせた道のりだ。「きみが十八歳になったら婚約しよう」。七年前、そう約束した彼は、突然ロンドンで絶世の美女と結婚した。そのあと妻を事故で失い、インドに渡っていたが、ミーガンの姪の後見人として、再び彼女の前に姿を現した。彼は姪を屋敷に引き取るにあたり、ミーガンもお目付け役としてしばらく一緒に滞在するよう請うてきたのだ。クリスチャンの屋敷に向かう馬車に揺られながら、ミーガンは未だ癒えぬ傷心を隠しとおす決意を新たにした。(HS-209)
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copyright 1999
The Master of Moor House

”1800年を迎えようとするイギリスのドーセット州。初恋の思い出のつまったこの地で、再開したふたりの恋も幕をあけようとしていて……。アン・アシュリーの軽快で精密な描写が光ります。”-裏表紙紹介より-

アン アシュリーのロマは、清楚で古風な雰囲気のお話で、プチミステリーもありですが明るい雰囲気のほのぼのロマ。写実的な傾向があり、ヒロインやヒーローの内面をグリグリえぐるような書き方ではない。情熱的で現代風な作品をお求めだ方向性が違うのでご注意。
苦悩の歳月で、実際の年齢より年をとったようなクリスチャン・ブラックモアなのだが、ヒロインとともに過ごすうちに若返ってしまうのだ。
年若い姪ソフィーと弟ジャイルズ、明け透けな物言いのベッツィーなど愛嬌のあるキャラがそろっていて楽しい作品だった。

あらすじ
18歳になる前に婚約したも同然の隣人クリスチャン・ブラックモアから捨てられたミーガンはそれ以来姉の屋敷に身を寄せ、兄の娘ソフィーの世話をして暮らしてきた。
だが、兄チャールズがインドで亡くなったと知らせを受け、姪ソフィーの後見人が引き取りにやってくる。
兄はなぜ、彼を後見人に指名したのだろう?
クリスチャンは、ミーガンを捨てて美しく財産のあるルイーザと恋に落ちてあっという間に結婚してしまった。「そして、悲劇的な事故で奥様を亡くしたのよ」
クリスチャンが階段の踊り場から妻を突き落とし子供もろとも殺したのではないのか、という巷の憶測を持ち出し容赦なくクリスチャンを非難する姉に、ミーガンは応じた。7年近く前に冷酷非情に自分を捨てた男を、なぜ一度ならず二度までも弁護しているのか、自分でもわからないままに。


冒頭の経緯。ミーガンはソフィーが新しい環境に慣れるまで、付き添うことに同意し、思い出の中のクリスチャンの屋敷へと向かった。
亡くなったとはいえクリスチャンの妻の存在を意識するにはあまりにも辛く…。
その夜、何者かがミーガンの部屋に侵入し、ミーガンの悲鳴で屋敷は騒然となった。

誰かに恨みを買っていないかの検証とともに、近所の画家の存在が怪しいという、わかりやすい展開。犯人との話し合いが決着するまで、ロマが育っている印象は薄いが、みるみる若返っていくクリスチャンと壁を作ろうにも失敗してしまうミーガンとのほのぼのした雰囲気から察してくれ。
事件そのものは中盤で解決。その後は二人をなんとかして夫婦にしたい姪ソフィーと弟ジャイルズのお節介が楽しい展開。
すごく面白いわけではないのだが、割と好き。

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