本読み隊
本の感想・紹介です 。主にコバルト文庫・角川ビーインズ・ビーズログ文庫・一迅社アイリスなどの少女趣味ライトノベル、ハーレクインなどの海外ロマンスなど、3500冊。★スマホからご覧になる方は「海外ロマンス読了一覧」など一部の記事のスクロールが長くなるの場合、”PC”ボタンでPCに切り替えて見ることをオススメです★
大富豪の約束なき情熱 キャロル マリネッリ
2016年10月21日 (金) 12:44 | 編集

大富豪の約束なき情熱 (ハーレクイン・ロマンス)
2016/8/10
キャロル マリネッリ (著), 山本 翔子 (翻訳)

---楽天---




大富豪の約束なき情熱

キャロル マリネッリ

リビーは父親に仕事を託され、経営コンサルタントで億万長者のダニールに会いに行く。養護施設で育ち、イギリスの名家の養子となった彼は、なぜか両親の結婚40周年記念パーティへの出席を拒んでいた。彼を説得し、パーティに参加させることがリビーの役目だった。ところが彼女はひと目でダニールに魅了され、一夜の誘いに応じてしまう。ちょうど夢を諦めたばかりで、新しい自分を見いだしたかったのかもしれない。その無邪気な思いつきが、のちに残酷な結末を招くとは、予想すらしなかった。(R-3183)
—————————
copyright 2015
The Price of His Redemption

ロシアの孤児院で育ち離れ離れになった4人の富豪たちを描くミニシリーズ”氷の掟”の第1話。
死んだ息子の身代わりとして引き取られたことで、存在を否定されたような人生を送ってきたダニール。人との関わりに距離を置く孤独な富豪のダニールだが、自分の要求を押し付けようとしない天真爛漫なリビーに、無関心ではいられないのであります。
夢を諦め人生を一から立て直さなければならないヒロインが、一生懸命前向きに明るく振る舞う姿が可愛らしく、それでも最後に心が折れそうになる姿がぐっとくるロマです。さすが安定のクオリティ。
面白かった。
続刊への期待も高まる。

あらすじ

「やあ、大物(シシュカ)」

今夜はとくにその嫌味なロシア語が胸に突き刺さった。
大物。
有名人。
大スター。
ダニール・ツヴェレフはお金持ちのイギリス人との養子縁組が決まった。この場にいる四人はただの友人というより、もっと近しい関係だった。ダニールとローマンは一卵性双生児だ。ニコライとセヴことセヴァスチャンは血縁関係にはないが、四人は赤ん坊のころから一緒に育った。
児童養護施設でプロボクサーになろうとしているダニールとローマンだったが、その夜決着はついた。
バレエ学校に通う賄いの娘アーニャはダニールの傷の手当てを始めた。「後が残れば養子の話がだめに……」

■□■
リビーは交通事故に遭った父の代理でダニール・ツヴェレフに面会を求めた。イベントプランナーの父はこの企画にかけている。ダニエルの養父母の結婚記念パーティーに出席させスピーチをしてほしいと頼むのだ。

「きみはぼくを説得したいんだろう?」

リチャード卿は、出席ずれば相続権をいとこに渡すことはしないと言っている。しかし、これはあまりに下品すぎる気がして、口に出すのははばかられた。

「わたしは人を説得するのが下手なんです。向いてないんですね、生まれつき」


冒頭の経緯。早々と彼の出席への説得を諦めたリビーに興味を示したダニールは、彼女を夕食に誘い、そのまま誘惑した。リビーは、バレリーナになる夢を諦めたばかりの複雑な気持ちの中で彼に抱かれることを自分に許した。
打ち解けたリビーは、家族へのわだかまりを彼に打ち明け、今後はバレー教室を開くことを打ち明ける。ビジネスマンとしての見地から彼女に的確な用地選びのアドバイスをし、一夜の関係の約束どおり二人は別れたが…。

ノープランに近い彼女の行き当たりばったりな計画を心配した彼は思わず銀行への企画書を自ら作り、彼女に再び会いに。彼が会いにきたことに驚きと喜びを隠せないリビーだが、彼の気まぐれな行動に怒りも覚えはじめ…という展開。
お茶目なリビー以上に、彼がお茶目で楽しい。
そんな天真爛漫なリビーでも、バレーの舞台を苦渋の思いで見る姿が泣けてしまった。
ダニールのばかん。

友人たちに早く会えるといいね。

海外ロマンス 読了一覧



ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村 ★参考になったらぽちっと★
関連記事
Powered by . / Copyright ©本読み隊All Rights Reserved→m117117/Template by sukechan.
スポンサードリンク