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めくるめくキスに溺れて リンゼイ・サンズ
2016年10月22日 (土) 12:22 | 編集

めくるめくキスに溺れて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション(ロマンス・コレクション))
2015/10/21
リンゼイ・サンズ (著), 西尾 まゆ子 (翻訳)

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めくるめくキスに溺れて

リンゼイ・サンズ

イリアナはスコットランドに稼ぐことを決意した。父亡き後、資産目当てに強引に母と結婚した男の監禁から逃れ、自分と母の安全を守るためにはそれしか方法がない―。だがたどり着いた城は荒れ放題で、夫となる領主の息子ダンカンも領民たちも“こぎれい”とは言いがたい状態。とはいえ、いまさら引き返せない彼女は夫が衛生的な生活に改めるまで一緒に寝ないと宣言し、“貞操帯”を身につける。怒りながらもイリアナの魅力に抗えない彼は、その鍵のありかを探りつつ、なんとか彼女を誘惑しようと知恵をしぼるが…?
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The key

〈約束の花嫁シリーズ〉の2巻目
イングランド王からの命での政略結婚ものです。物語上でのつながりはないので、単品で楽しめます。(前の作品未読ですスミマセン!)
抱腹絶倒のハイランドヒストリカルロマンス。
責任感もあって、家臣からの忠誠心も篤い素晴らしい領主でありながら、唯一の欠点は『臭い!』こと。風呂に入るのは年に2回と決めているのですっ!
そんな彼に抵抗する秘策とは、なんと”貞操帯”。
結婚によって嫁に支配されることを恐れ、絶対に生活習慣を変えようとしない頑固者のヒーローと、継父に虐げられながらも新天地で自分を貫き通すヒロインとの対決や如何に!
笑うだけ笑って心温まる楽しいエンタメロマ。

あらすじ 1395年
「18になってから、おれがずっと夢見ていたことはなんだ?ダンバーの男たちを死ぬほど働かせていたのはなんのためだった?願いがひとつかなうとしたら、おれは何を願うと思う?」
ショーナが両手を腰にあて、首をかしげた。
「崩れかけた古い城壁を修復し、城を大きくすること?」
ありがたくイングランド人の娘と結婚しよう。金のため、そしてショーナのために。結婚する見返りにイングランド国王に頼みごとをしよう。妹は23歳になるが未だ未婚だ。妹の婚約者、シャーウェル卿に圧力をかけてもらい、結婚の約束を果たすか、婚約を解消して妹を自由の身にするか決めさせるのだ。どちらにせよ、妹を今の宙ぶらりんな状態のままにさせておくわけにはいかない。
ダンカンは心にそう決めた。

父の死後いきなり不幸に見舞われれた母を救う唯一の手段だ。
でも、まるで豚古屋だわ。座っただけでドレスをだめにしてしまった。
イリアナは司教に問わずにはいられなかった。「この城をまともになんてできそうにありません。ここの人たちは蛮人です。ほかに誰かいないのかしら?」
だが、司教の答えは決まっていた。
「つまり、もう逃れようがないということね」


冒頭の経緯。あまりの不衛生さに、風呂に入ることを要求し、それまでは貞操帯を外さないとイリアナは言い放ち、城の食事や掃除を始めた。だが、これまで経済状態の悪い中で贅沢をすることを良しとしなかったダンカンは彼女の行動を理解しにくく、父からは彼の態度を諌められ…

というわけで、しばらくするうちに嫁の尻にひかれるのも悪くないと思うようになるのですよ。
ロマンス的な甘さはちょっと低めですが、二人の掛け合いや、ラストの城攻めでのヒロインの奮闘などは中世らしく読み応えがりです。
ある意味、夫婦仲の奥深さを感じるエンタメロマだった。

〈約束の花嫁シリーズ〉
夢見るキスのむこうに
めくるめくキスに溺れて

海外ロマンス 読了一覧



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