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十六歳の傷心 スーザン フォックス
2016年10月22日 (土) 20:57 | 編集

十六歳の傷心 (ハーレクイン・イマージュ)
2014/6/13
スーザン フォックス (著), 藤峰 みちか (翻訳)

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十六歳の傷心

スーザン フォックス

半年前、結婚式当日に事故に巻きこまれ大怪我を負ったヴェロニカは、花婿に婚姻を無効にされたうえ、ごみのように捨てられた。不幸のどん底で脳裏に浮かんだのは、継父ハンクの優しい顔―すがる思いで継父の暮らす家を訪れたヴェロニカを待っていたのは、父は半年前に亡くなったという、息子コールの言葉だった。16歳の頃、ヴェロニカはコールに熱い思いを寄せていたが、彼は父を煩わせる継妹をひどく疎んじていた。時を経て男らしさを増したコールに心を奪われそうになった瞬間、彼が蔑みもあらわに言い放った。「放蕩娘がついに帰ってきたか。どうせ父の遺産目当てだろう?」(I-2328)
——————————
copyright 1986
Vows of The Heart

日本では最後の未邦訳作品ですが、86年の初期作品。
ぼろぼろに傷ついた小鳥のようなヒロインはスーザン・フォックス作品の醍醐味。
結構な鬼ロマ。ヒロインについてかなり思い違いをしているヒーローなので、戸惑う姿がいい感じなのだが、隣人ジェシーがかなりの曲者で、ヒロインが不憫すぎるのだ。
でも、それがいいの。

あらすじ
ヴェロニカ。スペンサーは慎重に松葉杖をに体重を分散してから、横に踏み出してドアを閉めた。
二年間だけの短い期間にもかかわらず、実の父に限りなく近い存在であるヘンリー・チャップマン  ハンクが私に会うのを喜ばなかったら? 
結婚式の後に事故にあったヴェロニカは、結婚を無効にされて捨てられた。それでもついに自己憐憫の泥沼から這い出し、彼に手紙を書いた。その数日後、ふと気がついた。私の知る最高に思慮深くて心やさしい人物を直接訪ねれば、粉々になった自分という存在のかけらを拾い集めることができるかもしれないと
だが、電話に出たのは息子のコール・チャップマンだった。
ヴェロニカは義兄の容赦ない嫌悪に身構えた。

「自分の金鉱でひともうけする気になったのか?自分は母親とは違って金目当てじゃないことを証明しようと時間を置いたんだろうが、僕にはその手は効かないぞ」


冒頭の経緯。コールはヴェロニカの母親からの電話で怪我をしていることを知らされた。自分勝手な彼女の母親らしからぬ懇願に彼は驚いた。ヴェロニカは父ハンクの死を知らなかったのだ。墓地に行かせたことに罪悪感を感じつつも、再び彼女が自分の人生にかかわってきたことに怒りを感じた。資産を彼女に残した父の考えも苦々しい。
だが、ヴェロニカは早々に遺産の権利を放棄すると宣言し、帰ろうとする。彼は引き止めるつもりはなかったものの、牧場ではコックが辞めたことで、牧童から食事に不満が出ており…

コールは妻ジャッキーを亡くし、7歳になる息子カーティスがいる。息子の面倒を見るのは亡き妻の姉ヘレン。そして隣人のジェシーなのだが、その息子をめぐっていろいろと難しいことになるのだ。
子供を操るあたりかなりエグい話だが、読み応えはあり。
ちょっとアクが強いが良いロマだった。

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