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毒草王子と臆病姫 滝上よしき
2016年11月15日 (火) 15:19 | 編集

毒草王子と臆病姫 (一迅社文庫アイリス)
2016/8/19
滝上 よしき (著), 三浦 ひらく (イラスト)

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毒草王子と臆病姫

滝上 よしき

第三王女なのに王位を継ぐことになったエリザベス。彼女はある日、隣国の第四王子トーマスと突然お見合いをすることに!自分に自信がない彼女は、きっと彼は玉座を奪いにきた敵なのだと思い込んでいた。絶対に負けないと、エリザベスは怒りに燃えていたけれど…。想いが空回りしてとんでもないことを言ってしまったせいで、トーマスの恋心に火をつけてしまい!?
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他国を旅した自由人の毒草好きのうんちく王子と、王位をつぐことで肩肘張って頑張りすぎる姫とのラブコメ。
かわいいイラストにほだされたのだが、
ん〜、なんて言ったいいのか、ふつう。
責任を背負って苦しむ姫が、彼女を守ろうとする人たちに気づくように、王子が働きかけてあげるというお話で、そのあたりの主軸は良いのだが、これといった部分に欠ける。
会話に勢いはあったけれど、ストーリーで読ませる話ではない。
だが策士という割には、会話にひねりがあるわけでもない。
ほんわかした雰囲気を楽しめる人向け。
これで終わりな気がしないので、続刊があるのかもしれない。
カラーピンナップつき。

あらすじ
第三王女なのに王位を継ぐことになったエリザベス。
弟が亡くなってから5年、喪服を脱いだことのない母が父王と一緒に他国に嫁いだ姉を訪ねることとなり、エリザベスは隣国の第四王子トーマスの相手を任されることになった。
これがお見合いであることは聞かされているが、彼はどうみても旅の途中の学者のようで、隣の騎士を王子と間違えてしまったほどだ。
エリザベスもただの王女だったころは冒険に出たいと言っていたものだが、実際に王位を継ぐことになった今は、勉強だけで手一杯になっている。
(恋人なんて作っている暇はないのよ。ましてや王位を譲るなんて考えられない)
ふと気づく。第四王子なんて、国にいれば上に三人も兄がいるのだから継承権はまず回ってこない。だったら外国の継承者と結ばれたほうが王位につけるし、お得だ。
(この男性は敵だわ!)
怒りで目の前が真っ赤になる。友好国だから父はよしとしたのかもしれないが、そんな人間に大切な国を渡すわけにはいかない。

(王位は奪わせません!ふさわしくないわっ)
「私は奪わせません!ふさわしくないわっ」


冒頭の経緯。唐突に失言してしまったことに気づいたエリザベスは謝罪。だが、それを彼女の率直な気持ちだとうけとったトーマスは、友人から始めることを提案する。5年前からずっと初恋の天使エリザベスのもとを訪問することを願ってきた彼は、せっかくもらったチャンスだと滞在期間中に少しでも進展させるつもりだと宣言し…。

毒草好きのたくさんの知識を披露しても、ドン引きしないエリザベスをますます気に入った第四王子トーマスは、次の段階に進めようと、思い切って”結婚を前提につき合ってください”と正式に申し込んだが、エリザベスは戸惑うばかりなのであります。

メイド兼護衛のミリアと騎士アーノルドとの関係が妙に浮いていた。他に続編などがあるのだと思うが、初読だと違和感。
それにしても、毒草王子というからには何をしてくれるのかという期待があったのだが、ラストにとってつけたような誘拐事件で知識を披露して上手にほだされて終わるのはなぁ〜。
素直すぎるお話も悪くないんだけどね。
続刊が出たら、面白くなるのかもね。

糸森 環 読了一覧



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