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真夜中の壁の花 ロレイン・ヒース
2016年11月23日 (水) 23:08 | 編集

真夜中の壁の花 (MIRA文庫 LH 2-3)
2016/10/15
ロレイン・ヒース (著), 皆川孝子 (翻訳)

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真夜中の壁の花

ロレイン・ヒース

ロンドンじゅうの紳士淑女が集う背徳の館〈ナイチンゲール・クラブ〉。これまでに6回のシーズンを壁の花として過ごした令嬢ミニーは、仮面をつけて正体を隠し、この秘密クラブへやってきた。結婚はもう諦めたが、ただ一度、生涯忘れられない甘やかな経験をしてみたい……そう切に願うミニーの前に現れたのは、放蕩者として名を轟かし、女性なら誰もが憧れるアシュベリー公爵その人。まさにミニーが望む相手だった。かくしてミニーは、社交の場でのお堅い顔を仮面に隠したまま公爵に身を委ねる――それは切ない愛の始まりだった。(MIRA文庫 LH02-03)
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copyright 2015
Falling into bed with a duke

多額の持参金ゆえに男性不審になり、結婚を諦めつつある令嬢ミネルヴァ(ミニー)。大胆な思いつきから、秘密クラブへ足を運んだけれど…。

"ハヴィシャムの放蕩仲間”のシリーズの1巻目です。
本来は、”セント・ジェームズのスキャンダラスな紳士たち”シリーズ(まだ全部出版されていない)のあとに続く新シリーズのようですが、邦訳の出版順に無頓着なハーレクインらしいということで。登場人物の人間関係へのツッコミは横へおいても、単品でも楽しめます。
シリーズの"ハヴィシャムの放蕩仲間”は、マーズデン侯爵に預けられた3人の少年と、マーズデン侯爵の息子ロックスリー。
鉄道事故で両親を失った3人の少年は、後見人に預けられることになったが、愛を失ったばかりにおかしくなってしまったマーズデン侯爵は子供達に興味はなく、彼らは問題を抱えたまま大きくなったのであります。そんなわけで、情熱的なロマンスだけではなく、この4人の友情もシリーズの見所のひとつ。

あらすじ 1878年
アシュベリー公爵のお目当ては形のよい長い脚だ。<ナイチンゲール・クラブ>のロビーの壁に無造作にもたれて、彼は入ってくる人たちを皮肉っぽい目で観察していた。
ダンスの相手を探しに来る者はいない。目当てはベッドのお相手だ。その率直さが彼は気に入って、ロンドンにいるあいだはよくここに立ち寄る。この場所には偽りも、策略も、二枚舌も存在しない。
彼にとっては、ここは闇への転落から引き戻してくれる救いの場所だ。両親の死から20年が過ぎても、今なお引きちぎられて焼け焦げた遺体の夢を見る。
もしあのとき、もうこれきり会えないとわかっていたら  
グラスを持ち上げたとき、白いシルクのドレスに白く短い羽根飾りの仮面をつけた女性が、ためらいがちな足取りで入ってきた。
シルクが揺れるさまを見れば、長くほっそりした脚の持ち主であるとわかる。
自分は背の高い女性が好みだと思っていたが、そうではなかった。
手に入れたいのはあの女性だ。


冒頭の経緯。ミネルヴァは、結婚を諦めかけており、夢のような一夜を手にいれるために<ナイチンゲール・クラブ>に入った。そこで声をかけてきたのは、遊び人で有名なアシュベリー公爵だった。男そのものの笑みに惹かれ、一夜をともにすることに合意した。だが、彼はことの前に写真を撮りたいという。合体している写真ではなく、脚だけだというけれど…

断ったことに複雑な気持ちのミネルヴァは、ある茶会でアシュベリー公爵の写真を見ることに。アフリカでの勇士を噂され、彼との距離に寂しさを感じながら、彼の写真の素晴らしさを知ったとき、彼に声をかけられ、彼もミネルヴァの正体に感づき始める。

かなり丁寧な描写で二人のロマンスが展開する。ちなみに、かなり官能的な予感で始まる出会いだが、ホットなシーンに重きを置いているわけではないので、その手の描写を期待してはいけない。
後半は、彼女に本気になったものの経済難なことが明らかになった彼の苦悩の展開。
ストーリーは王道だが、気心知れた仲間たちと繰り広げられるテンポのいい会話が楽しいお話だった。

海外ロマンス 読了一覧

---備忘録----
鉄道事故で両親を失った3人の少年
アッシュベリー公爵ニコルソン・ランバード
グレイリング伯爵&双子の弟エドワード

マーズデン侯爵の息子ロックスリー



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